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18歳で就職する現実とは?高校を卒業して高卒で働くことはリスクじゃない

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高卒就職


今日は、高校を卒業して就職する現実について赤裸々に書いていきます。

 

自身、18歳から社会に出て働いています。

そこで見た、高卒で働く現実を赤裸々にお話します。

 

 

大学全入時代と言われる近年ですが、高校を卒業後に働く人もたくさんいます。

およそ毎年40%といわれており、その数40万人ほどにのぼります。

 

「高卒の給料低いんでしょ?」

「高卒で働くって危険な仕事なの?」

「高卒だと限られた仕事しか就けないんじゃないの?」

 

そんな疑問を解消できる本記事となっております。

これから高卒で就職する人の参考になればと書かせて頂きました。

 

 

高卒で就職はやめとけって本当?

よく言われるのが、

『高卒で就職はキツイ仕事を強いられて、ロクな奴しかいない職場で骨身を削るんだよなw』

なんて言われたりした経験がありました。

 

高卒だから頭を使わない肉体労働だけをイメージされますが、

実際には、これは違いました

 

まぁ、僕が大きな会社にいたということもあるのですが。。

 

肉体労働も強いられましたが頭を使う仕事が多くてビックリしました。

 

頭を使わない仕事ばかりだと思っていましたが、単純作業でもしっかりと考えられた手順やルールがあり、そこには社会という大人の世界がありました。

 

お金を頂いている以上は、価値を労働として提供することを知った18歳の僕でした。

ちなみに、18歳の僕は凡ミスで30万の損失を出したりして本気で凹んでました。。

 

工業高校出身ということもあり、私の高校から就職する先は工場が多かったです。

中には超絶ブラックなセメント工場に就職した友達もいました。

 

週6日で毎日16時間のセメント作りに明け暮れ、身も心もい打ち砕かれて辞めた友達も中にはいます。

 

だから、高卒で就職する場合の教訓として僕が伝えるのは、

 

『大きな会社に入りなさい』

 

僕自身、大きな会社に入りました。

大きな会社の見分け方は、

『従業員の数、資本金、経営年数』を指標にしましょう。

 

従業員が何百人といて、資本金が何億もあり、何十年も経営が続いていたら、そこは大きな会社です。

 

大きな会社に入って結果として何が良かったか。

それは、大きな会社だから経営に余裕があるということでした。

 

経営に余裕があるとは、黒字を出している状態が安定していることです。

会社自体が利益を出し続けていると、会社内の雰囲気も落ち着いており、教育にも時間とお金をかけることができます。

 

したがって、社会人としての力もつくし、何よりも仕事が程よいので自由な時間を確保できます。

 

18歳そこらの遊び盛りのガキンチョが、仕事だけで追われる日々は正直辛いのです。

周りと比較して、フリーターやニートといった生き方に流されてしまう可能性がある。

 

高卒で就職する場合、特にやりたいことが明確にない限りは、大きな会社に入ることをオススメします。

 

やりたいことは、会社に入ってからの自由な時間でやれることが殆どです。

お金もそこそこ貰えて、休みがある。

高卒で就職するなら、これが1つの正解だと思います。

 

何よりも、高卒の場合は圧倒的にライバルが少ない状況で就職活動ができます。

大卒よりも大企業に入れる確率が高いのも意外に魅力だったりします。

 

高卒就職の人達は生涯年収が低いのは本当?

 

高卒は安月給で重労働な世間イメージをよく聞きます。

実際はこれも違います。

 

これを見て下さい。

1つの企業で働き続けた正社員の生涯年収を表したグラフです。(男性のみ)

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ユースフル労働統計2016より引用

 

国が協力している、研究機構のユースフルによれば、生涯1つの企業で勤め続ける場合の平均年収を算出しています。

 

これによると、高卒で1000人以上の大企業に入れた場合、大卒で中小企業に生涯勤め上げるよりも生涯年収が高いことが推測されます。

私自身、高卒ですが400万ほどの年収を22歳で頂いておりました。

 

会社が潰れない限り、高卒でも大企業に入ることができれば生涯年収は大卒の大多数を超えて行くと思います。

 

日本の大企業は、0.3%と言われています。

その大企業に入れる人も、おそらく0.3%ほどの人です。

 

ですから、大卒で大企業に入れるか分からないリスクを取るより、高卒で大企業に入る選択の方が経済的に裕福になれる可能性があります。

 

高卒でも大企業に入れれば経済的にも社会的にも得します。

 

ただ、転職や起業、自由に生きたい人は話は別です。

私自身、8年勤めた企業を退職して現在キャリアコンサルタントに挑戦しています。

 

高卒で働いてお金を稼ぎつつ、自分のやりたい仕事を見つけて挑戦することも可能なのが高卒就職の魅力でもあります。

 

高卒就職で働くメリットは以外に多い

高卒で働くメリットはどんなのがあるか。

 

もちろん、前述の前提で大企業に入れた場合だけでなく、小さな会社でも高卒就職にはメリットが様々あります。

 

メリット①高卒就職は将来に向けたキャリア選択の準備ができる

大学に通う場合、金銭面での負担やバイトとインターンシップで職務経験を積むことは可能ですが、週5日働く高卒就職に仕事時間は劣ります。

 

高卒で就職すれば早めに仕事の習熟度が上がり、さらにお金を貯めることができます。

 

数年働いた後、貯めたお金でやりたい仕事をするためのジョブチェンジや留学、夢を追いかけるのであれば高卒就職は有利となります。

 

メリット②高卒就職であれば、大卒の同い年の新入社員と比べて人間関係が築きやすい

社会に出て働く上で最も大事なもの。

それは「人間関係」です。

 

人間関係を築けるからこそ、仕事で成果を出すことができ、上司に認められて評価されます。

 

学生の時と違うのは、「好きな人同士」ではなく「その場にいる人同士」で人間関係を構築する必要があります。

 

良好な人間関係を構築するには、長い時間が必要。

高卒就職の方が同い年の大卒生が入社する頃には、良好な人間関係ができています。

 

同い年の新入社員と比較した際、高卒で就職した人達は社会人5年目。

 

経験豊富な中堅社員になることができ、社会人としての経験を4年も積み重ねて築いた人間関係の差は、仕事をする上で、とても大きなメリットになります。

 

また、人間関係が良好である人ほど様々な仕事を任せてもらえるため、自然とスキルが高くなります。

 

メリット③高卒就職は仕事のスキルを早めに取得できる

先ほどの続きですね。

高卒就職者は、大卒者と比べて社会人経験を4年早く積むことができます。

 

入社が早ければ、その分だけ仕事のスキルを早めに習得することができるのはいわずもがな。

 

特に、専門的な知識が必要がない技術職ほど、このメリットを受けることができます。

 

例えば料理人。

 

若い内から包丁とフライパンを握って4年過ごした高卒就職者と、大卒で包丁すら握ったことがない料理人だとしたら、あなたはどちらの料理を食べたいですか?

 

このように、技術職に就きたい場合は、特に高卒就職者が有利になります。

早いうちからスキルを磨ける高校就職の最大のメリットかもしれません。

 

メリット④高卒就職者は企業に求められている

会社が最も採用したい人ってどんな人でしょうか?

それは「長く会社で働き続けてくれる人」です。

 

欲を言えば、あわせて会社の役に立つ成果を出してくれる人もですが。

一番は「長く会社で働き続けてくれる人」です。

 

高卒就職者はまだ若い内から、社会基礎力を磨きあげ、長期で働ける人材育成をすることが可能です。

 

したがって、高校生を積極的に採用したい企業が増えている理由は「若さ」を求めています。

やる気や体力があり、素直に教えられたことを吸収しようという姿勢が「若さ」ということになります。

 

この背景には、大卒者だけでは人手が不足している少子化社会という社会理由もあります。 

 

その結果、企業がここ数年求人を増やし続けたこともあり、高卒の採用市場は空前の売り手ブームなんです。

高校生に有利ということですね。

 

将来性のある人材を採用したい企業にとって、とても魅力的な高卒就職者ということになります。

 

大企業などから多くの求人が出ているので、 大企業に入って仕事に就くチャンスは高卒生の方が可能性が高いでしょう。

 

メリット⑤高卒就職は真剣に働けば大卒より先に出世できる可能性が高い

これは私の実体験です。

私は某大手の化粧品工場に入社しました。

 

大卒で入社した新入社員に対し、高卒で入社した私はすでに入社5年目になっていました。

中堅社員ですね。

 

現場での仕事を3年頑張ったことが評価され、工場の花形である「新製品・技術開発」の部門へ異動させて頂きました。

 

さらにそこで5年、会社の新商品や新技術の開発経験を積み、評価されて大卒と同じ総合職への登用も果たしました。

 

大卒で入った技術職の同い年より早く、高卒就職の私が出世コースに乗ることができたのです。

 

きちんと成果を評価してくれる大企業の会社であれば、同い年の大卒社員より、成果をあげる高卒社員の方が早く出世ができる可能性が高いということが証明できました。

 

高卒就職でも現実を受け入れて幸せに生きることは可能

あっ、ちなみに私は高卒でも幸せです。

負け惜しみに聞こえるかもしれません。

 

学歴がなくて苦労することは高卒で社会で働いて8年、正直そんなにありません。

 

時として、学歴が意思決定の材料になって自分が成長できる機会を逃すことはあるけど。

 

応募資格が大卒以上、大学生OBの飲み会イベントとかですかね。

 

それ以上に、大学に行かずに4年も早く社会に出て働いてみて、色んな人生を歩んでいる人と会いました。

 

何年もフリーターやってた40歳の人、20歳で結婚して仕方なく働かざるを得ない人、職人気質の50歳のおじさん、同じ高卒で全く尊敬できない20代中頃の人。

 

そんな人に会ってたら、自分の価値観が広がったりして、同じ価値観を持つ同年代が少なくて寂しい時もあったけど、働いたからこそ出会えた仲間がいて、それが人生の糧になってるんです。

 

このままじゃ将来不安だから、何でも勉強して謙虚に学ばないといけないなって。

 

だから、高卒だろうが中卒だろうがそんなの関係なくて、

 

いまの自分を受け止めて成長する努力ができれば、なりたい自分になれるし、どこへでも行ける人生を歩めると最近は心から思います。

 

まずは、いまの自分を好きになる努力から始めてみるのが大事ってこと。

 

高卒での就職する流れと高卒就活についてはこちらの記事にまとめています。 

 

高卒で今の仕事に不満を感じる場合の現実的な転職法

高卒で3年以内に転職する人は30%を超えます。

その現実を踏まえて、合わない仕事だったら早急に転職をしていいと思うんです。

 

自分自身、転職サイトに登録しているし、高卒転職も理解して経験しています。

転職しても仕事が見つからないとか、高卒の転職は難しいなんて声もあるでしょう。 

 

特に18〜24歳までの若い人は、転職が難しい現実があります。

若い人向けに、衣食住がついて、ビジネススキルをアップできるインターンがあるのを知っていますか?

 

「ハッシャダイ」という会社が提供している、「ヤンキーインターン 」です

別に元ヤンキーじゃなくても、高卒やフリーターで若い人が活用できるサービス。

 

 研修を行う東京での半年間の「食/職/住」を無償提供しています。

希望先就職率100% 未経験から正社員を目指せる環境なんです。

 

大卒でしか入社する事が出来ないような大企業に内定をもらう事ができるのも、魅力の一つ。

 

特に、非大卒(中卒・高卒・専門卒・短大卒)で17〜24歳の工場勤務といった若い方にはおすすめです。

 

中々上がらない給料や地元にいる先輩を見て将来に対して不安を抱いていたり、何をしていいのか分からない方にもおすすめできます。

 

研修期間が6ヶ月あり実際に営業の仕事を体験したり、週に1度企業から説明会を開いてくれたりと、世の中の就職に対してイメージが湧きやすい環境となっています。

 

地方の方には、「上京」の手段としても活用頂けるサービスなんです。

 

通常、地方から上京する時は敷金・礼金、家具家電や日用品の購入品で約50万円ほどかかりますが、ヤンキーインターンは家具家電付きのシェアハウスを用意しているので費用を抑える事ができます。

 

上京したとしても生活していく上で仕事を探す事は必要になるのですがヤンキーインターンであれば、職も提供して就職活動のサポートをしています。

 

地方の高卒で、上京して就職したい方は使わない手はない。

自分が若かったら、絶対に使っていたサービスですね。

 

ご興味ある方はぜひ、応募してみてください

応募する行動で、人生が変わる体験をしてみてください。

「ハッシャダイ」という会社が提供している、「ヤンキーインターン 」を

 

以上。

今日はこんなところで。 

 

−書き手−

キャリアコンサルタントのはるき(@harukichi_macho)