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Reverse career

新入社員に贈る、「これから」が「これまで」を決めるということ

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どうも、キャリアブロガーのハルはる(@cccconstancy)です。

ホットアイマスクに最近ハマっていて、よく電車でつけて寝落ちしてしまう僕ですが、完全に変なやつだと思われるこの頃です。捕まりたくない。

 

さて、4月ということで新入社員が社会に増える時期です。

職場にフレッシュな雰囲気が作られますよね。

先輩社員は後輩指導で、忙しかったりして困る人もいますかね。

 

僕みたいに忖度知らずの厚顔無恥は、やはり後輩に色々と教えてあげたいなぁと、老婆心が出ちゃいます。

 

多くの社会人の諸先輩方が、「新入社員の超重要な5つの心得」とか「できるビジネスマンの7つのルール」とか、「先輩にはタメ口の方がいい3つの理由」みたいな高尚な記事が世の中には沢山ありそうだなぁと思います。

人の言うことは鵜呑みにするのはよくないけど、一度そのやり方を試して自分に合う考え方や行動を経験するのには適しています。言っている人への信頼も構築できますし。

 

僕みたいな低俗な社会人から社会のルールを論理的に語っても、晴れの日の傘くらいにしか役に立たない可能性があるので、新入社員が仕事に対して前向きに仕事に取り組める大事な考え方を今日は書きます。

特に、嫌な上司や先輩、ブラック企業に関わる人への処方箋になればと思います。

 

新入社員の内から過去とか未来を考えて仕事をする必要はない

新入社員を初日で辞めたい人が昨今は増えているそうです。

思っていた職場・仕事内容に対する理想と現実のがギャップからくるのでしょうか。

中には、入社した理由が自分のキャリアアップの踏み台であり、1年で最初から辞める予定の人もいたりします。僕が社長ならしっぺを食らわし、雇いませんよ。

 

最初から将来を見通して会社に入社する人もたくさんいますが、もし会社が潰れたり、自分に予期せぬできごとが起きてしまい、キャリアプランが崩れ落ちたらどうでしょう。

 

もちろん夢や目標を持つことは重要だと思うのですが、新入社員であれば、いまやるべきこと(入った会社に求められること)を決められた環境で、がむしゃらにコミットする。そこで評価されることが将来に繋がる一番の近道だと思うのです。

 

しかし、最初から人生のやりたいことが勤めている会社と大きくズレている場合に、早い段階で転職やフリーランスになることを否定はしません。

僕はコーヒーが好きでよくスタバにいるのですが、スタバが好きで好きで一生懸命に働いている人がいたとします。反対にコーヒーが嫌いで接客も苦手と自負していて、生活のために仕方なく働いている人がいたとします。

どちらがスタバにとって価値がある人材だと思いますか?答えは明快です。

 

同じ労働をしているはずなのに、このモチベーションの差が労働生産性を落としていくでしょうし、何よりも嫌々働いている人の人生が苦痛の時間となるのは間違っていると思います。

他者からも自分の評価も低くなるのが目に見えています。

 

新入社員の内に自分が本当にこの会社じゃできない何かが本当に見つかっているのであれば、勢いで辞めるのもありだと僕は思います。

  

「これから」が「これまで」を決める

 会社に入ると学生時代と相変わらず、評価される。

いい評価を貰うために日々を働き抜き、昇進や昇給をして、自己肯定感を高めることは生きがいに繫がります。

仕事だけが人生ではないと思うのですが、人生の大半の時間を費やす仕事において、会社を始めとするステークホルダーから認められることは嬉しいものです。

 

就職活動時には、学歴を始めとする学生時代の実績と経験で自分を評価されてきたと思います。

過去の自分が今の自分を作ったのだと考える人も多いのではないでしょうか。

これまでの自分がこれからの自分を作っていくのだと。

 

社会に出てよく思うのは、学生時代の過去の実績のおかげで成り立つ仕事は、ほとんどないです。

一部の専門的なことでない限り、今までの学生時代の経験が武器になることは少ないということ。

 

そうして、この会社では自分の能力が発揮できないと嘆く人もいるのですが、そもそもどこの会社でも学生時代に培った経験が役に立つ仕事は希少だということを知ってほしいです。

 

自分の生きてきた数十年間の経験が、会社に入り役に立たない現実を知ったとき、じゃあどうすればいいのか?

 

目の前の仕事を本気でヤること。

これからの会社での経験がこれまでの自分を創る下ごしらえになるから。

嫌な庶務みたいな仕事が待ち受けていても、職場の人間関係に悩まされたとしても、投げ出さずに一生懸命になる時間は、これからの自分を創る下ごしらえといいうことです。

いま目の前にあることに取り組める人間なのか、果たしてそうじゃないのかを会社に試されていて、あなたのイメージが左右されてしまう。

さらに、どんなに過去を頑張ってきた人も、いま頑張れるかは別の話。

いまを頑張れない人は仕事で誰にも評価されないし、自己肯定感も低くなる。

つまり、仕事が嫌で嫌で仕方がない状態に陥る。。

学生時代にどんな凄い実績や経験を持っていても、あくまで評価軸はいまということ。

 

しかし、先輩や上司の中には過去の実績や経験を自慢してきたりする人がいます。

「過去の仕事での実績がいまの俺があるんだ」なんて語りだす人達です。

確かに、過去の功績は会社から評価された素晴らしいことだと思うのですが、問題はいま何をしているか。

過去の栄光に浸って、いまはダラダラ仕事をサボっていてはこれまでの過去の栄光が霞んでしまう。

 

いま何を考えていて、どんな風に目の前の仕事に向き合っているか。

これからの自分がこれまでの自分を決めるということ。

 

働き続ける内に仕事が上手くいかなくて、過去を気にしたり悔やんでしまうときもありますが、これからどう目の前の仕事に向き合えるかが、これまでをプラスにもマイナスにも決定づけるということ。

 

僕の「これから」が「これまで」を決めたこと

僕の家庭は超貧乏だった。

どのくらい貧乏かというと、家はボロボロ過ぎてトラックが通る度に地震が起き、台風で屋根が飛ぶわけだが、至って普通な家だ。

高校時代には親と兄貴の為に一攫千金を狙って競輪選手を目指した。

全ては金のためだ。

 

自転車競技でインターハイで入賞したり、大学へのスポーツ推薦も貰えたくらいの結果は残すことができた。

結局、金のための夢は儚く散り、家の事情で就職することに。高卒で大手化粧品会社の工場に努めることになったが、就職できたのは部活のおかげだったかもしれないな。

高校では機械を専攻して学んでいて、化学についてほとんど無知だった。

 

人材適正から必然的に現場で肉体労働だったけど、数年そこでひたむきに働いていたら、技術開発の部署に異動できた。

 

僕の中では1ヶ月くらいで心が折れて逃げ出そうとしたけど、親や会社の人にも「そんなんじゃ、どこ行っても使い物にならない」と言われ、反骨心だけで3年間、ひたむきに働いた。

 

理由はどうであれ、これまでの3年間があったから自分の環境をポジティブに変えることができた。

 

やはりここでも、どんな環境や不遇な状況に置かれても、自分のこれからがこれまでの経験をよいモノにも悪いモノにもする。

 

「これから」をどれだけ一生懸命に生きていけるかが重要だと思う。

そうすれば、「これまで」がどんなネガティブであったとしても、肯定できるモノになるから。 

 

今日はここまで!

では、また明日。