画像:ぱくたそより
「会社に縛られずに自由に生きたい」
そう思い悩む人に向け、今日の記事では、四角大輔さんの本を紹介します。
四角大輔さんについては、以下より。
▼四角さんのHP
↓そして読んだ本はコレです。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)
- 作者: 四角大輔
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2012/07/12
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 156回
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四角さんの本が、人生に息詰まる20代に、自由に生き続けるために捨てるべきことは何か?教えてくれます。
最初のページには、こう書いてあります。
20代は身軽だ。やりたいことはなんでもできる。(中略)
でも、夢にあふれる若者のたちのほとんどは、いつの間にか、現実や常識にがんじがらめの、❝良識あるマトモな❞社会人になる。
「自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと」P.4より
僕も高卒で社会に出て、ひたすらに働いて気付いたら、良識?と言われるよく分からんルールに縛られてしまった気がする。
- 社会人は敬語を使いなさい
- 貯金して将来に備えなさい
- 掃除やお茶くみは下積みだから我慢
- 石の上にも三年我慢したら仕事ができるようになる
他にもルール多すぎて分からないうや。。
いま思うのは、大人になればなるほど自由じゃなくなっている大人が多いことに気付かされる。
自分もそうだ。
朝、満員電車で気だるそうにするサラリーマン。
一体、何のために働き何のために金を稼いでいるのか。
目的らしい目的なんてなくて、みんな働くから自分も働く。
それが当たり前、常識。大人だ。
って、自分に言い聞かせる大人が多いのは気のせいだろうか。
何を持って自由になれるのか、この本から何か得れる気がすると思って僕は手に取り読みました。
●目次
自由で生き続けるために、20代で捨てるべきこと
1.モノとお金をできる限り捨てる
そうだ、僕は自由になりたい。何から自由になりたいか、。
お金のしがらみから自由になりたい。
お金のために働き、生きて生きて今日が終わる。
そんな僕に四角さんは、こんなことを言っている。
❝生活レベルの向上❞という発想を捨てる。
社会人になって、好きに使えるお金が増えると、多くの人が生活レベルを上げてしまう。なにか1つレベルを上げれば、合わせて全体的な出費がアップする。収入の増減に一喜一憂するようになると、おどおどしたライフスタイルになりやすい。
生活レベルを上げたい。社会人になると多くの人は生活レベルが激的に上がる。
給料やボーナスといった普段使うはずのない金銭が懐に入ってくる。
必然、そのお金を使って自分の人生をより良くしようと思う。
ただ、問題なのが一度上げた生活水準を下げることを人間は恐ろしく嫌うということだ。
考えてみよう、昨年よりも年収が50万アップすることは嬉しいが、50万ダウンするとしたら強烈に困る。というか、嫌だ。
ガラケーが当たり前だった時、スマホを手にした瞬間は嬉しかったが、いまとなっては何も嬉しくない。便利だと思うけど。
じゃあ、スマホが使えなくて、スマホを失いガラケーになったら間違いなく僕はキレるし、みんな耐えられないストレスを抱えると思う。
何かを得るよりも失う方が心が痛む。
何か新しく自分の生活を向上させるために取り入れたのであれば、それを失うリスクを同時に手に入れてしまうことになる。
❝何かを得たはずなのにどんどん自由じゃなくなる❞
だとしたら、なるべく物は持たないほうが自由に生きれるのかもしれない。
モノとお金というしがらみから逃れるには、なるべく身の回りに必要以外の物は置かないことだと、第一章で説明している。
2.ワークスタイルで❝できない❞を捨てる
人生の大半は仕事で終わる。
多分、仕事が人生の幸せを決定づける大きな要素と言っても過言ではない。
そんなこと分かっていても、いざ自分の仕事を振り返ってみると、楽しさよりも嫌なことが頭に浮かぶ。
きっと、❝仕事(ワークスタイル)❞がいまの自分に合致していないからだ。
仕事をとことん楽しむためには、仕事を通して幸せを感じるようになるには、具体的に自分の考え方や行動を変えないといけない。
そして、四角さんはこんなことを述べている。
❝先送り願望を捨てる。❞
やるか、やらないか。
‘やらない理由’ ‘できない言い訳’を考えたら、いくらでも別の予定や、悪い都合を生み出すことができる。
人間の脳は新しい挑戦を'させない’構造になっている。
だからもっとも勇気を要する'最初の一歩’には全行程の半分以上の価値があるんだ。
'不実行’こそが人生を不自由になものにする。
できないことよりも、やらないことの方が恥ずかしい。
うまくやらなくたっていい。
最初はもちろん下手くそだっていい。
まず、はじめてみよう。
新しい世界、未知なる景色に必ず出会えるから。
「気が重いからやめよう」から
「やってみたらわかるだろう」へ。
いまは忙しいから、自分が挑戦したかった新規のイベント提案の仕事はまた今度にしよう。
散らかったデスクを片付けるのは気が向いた時にしよう。
そして、また今度や気が向い時が来る前に、何も行動できずに挑戦したかったことなど忘れてしまう。
都合の良い我々人間の思考パターンだ。
だから今度なんていってないで、今日一歩踏み出すしかない。
忘れて何もできないから。
まず、はじめよう。
話はそれから。
できるできないは、やってから考えよう。
そしたら、新しい未知なる自分に遭遇できるのだから。
3.人間関係を仕分けて捨てる
相手のことを思いやったり、本音と建前を使いわける。
対人には、言いたいこともいえない世の中だけど、SNSには言いたい本音が溢れている。
人目を気にするあまり、ネットでの人間関係で生活を完結させたりする人がいる。
それが悪いとは言わないが、そうなってしまう根底には、現実世界で人間と信頼関係を気付けず、居場所が変わってしまったんだと思う。
僕もそのウチの一人かもしれん。現実世界で友達は少ないもん。
でも、冷静に考えて欲しい。
自分が生きる上で、好きなように人との関わり合いを持つのは、本来自由でいいはずだ。
なぜ人間関係で悩み、自分の限られた人生を消費しないといけんのだ。
いいじゃないか、別に自己中だと思われる人間関係を気付いても。
四角さんは、こんなことを本書で述べている。
付き合いが悪くてもいい。上手く話せなくてもいい。
味方はひとりいればいい。
大勢とのつながりよりも、自分らしさを引き出してくれる、本当の仲間だけを大切に。
あとは自分のことに集中すればいい。
すすればネガティブオーラなんてすぐに消えるよ。
自分が納得する人間関係を気付く。
その代わり、残った関係には全力で時間と労力を捧げて信用をガッツリ築く。
本当に信用できる人は大勢にヘコヘコしてる人より、みんなに嫌われても自分の軸を突き通してる人だと僕は思う。
だって、そういう人のファンになりたい。一緒に時間を過ごしたい。応援したい。
さらに、四角さんはこうも述べている。
❝「みんな平等」の精神を捨てる。❞
多くの人と関わりながら生きている。
この先の人生を、もっとシンプルに、もっと自由に生きていくために、
自分はいったい誰を大切にすればいいのか。
答えは簡単。
それは「自分のためにリスクを引き受けてくれたことがある人」だ。
今後なんの約に立つのか、なんの特になるのか、まったく先がみえなかったときに、時間、お金、パワーを自分のために惜しげもなく使ってくれた人だ。
いちいち損得を計算する人間とは付き合う必要はない。
自分が調子のいいときは近くにいるけど、ほんとうに助けて欲しいときに、そういう人は一目散に逃げていくものだから。
上記のような大切にすべき人が一人でもいれば、人生はそれだけで幸せだと思う。
人間関係を築く上で必要なのは、量じゃなくて質。
自分が「あいつだけは大切にしたい」と思える人がいて、「あいつが言うならしょうがない」といってくれる恩人がいれば、それは素敵な人生だ。
さいごに…
本当はもっと四角さんの言葉が心にぐっときて、伝えたいことが沢山ある。
もっと笑うように生きて、生きるように笑う、そんな人生を歩むための魔法のコトバたち。
なりたくない大人なんて、なる必要ないし、自分らしく生きることが本当の意味で大人になれる。本当の意味での大人とは、自分で生き方を選択して、自分で責任を取れる人。
親とか周りの友達がどうだとか、全っ然、関係ないよ。
自分がどうしたいかだけ。
そんな当たり前で、とっくに忘れ去られた社会に対する反逆思考を愚直に四角さんは教えてくれた。
今日はもう寝よう。
明日は早く起きれたら起きよう。
人生、好きに生きる。今日はそんな感じで。
気張らず、脱力してこう。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)
- 作者: 四角大輔
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以上。
今日はこんなところで。
−書き手−
キャリアコンサルタントのはるきち(@harukichi_macho)
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