リバキャリ

リバキャリ‐Reverse Career‐

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リバキャリ
Reverse career

超底辺高卒の僕でもキャリアコンサルタントになって無事に大人になれた話

 

どうも、キャリアコンサルタントのはるきち。@harukichi_machoです。

 

今日は、僕がどうしてキャリアコンサルタントとして活動することになったのかを話します。

 

偏差値45の工業高校出身の僕が、高卒で働いて気付いた社会の現実を赤裸々に書いています。

 

世の中、色んな経験している人がいますが、僕が書けるのは高卒で味わった実話を綴ります。

 

それゆえ、誤解を生む文章や拙い表現は御免下さいね。

 

私がキャリアコンサルタントを目指した経緯

私がキャリアコンサルタントを目指している理由は、『高卒で人生に悩む人を助けたいから』です。

それは、私自身が「高卒」という境遇から社会に出て、自分の人生に迷い混乱してしまった経験があるからです。

 

私は高校を卒業後に、化粧品会社の工場に勤めました。

仕事内容は、シャンプーやリンスを毎日のように大量に作るという仕事です。

 

端的に言うと、20kgのセメント袋を持ち上げて投げてを繰り返すような、肉体労働でした。

 

もちろん工場なので、夜勤もあって心身ともにキツイのです。

 

同世代の友達は、大学で充実しているみたいで、SNSや地元で会った時にその話を聞く度に自分の人生がくだらないものだと悟りました。

 

当時の私は、自分が何をやりたいのかよく分からない状態でしたが、「高卒は格好悪い!」、「なんで俺だけこんな目に合わなくちゃいけないんだ。」、「俺なんて生まれてこなきゃよかった。」といった風に卑屈になっていました。

 

そして、私は人生を0からやり直すために、勤めて3年目になる大手化粧品会社を辞めて、新聞奨学生になり大学受験を決意しました。

 

時間はかかってもいいから、大卒の資格を取るんだと意気込んで、会社の上司に辞める旨を伝えました。

 

尊敬出来ない上司だったので、本当にこの会社で無駄な時間を過ごしたなぁ、と感じました。

 

親を安心させるために、こんなつまんない会社に入って失敗したと改めて認識しました。

 

しかし、この後の出会いが私の人生を根底から変えました。

その後に会社を去ろうとした時に、当時の工場長が私を引き止めてくれました。

 

私は、本気で辞めるつもりだったので、殆ど聞く耳を持たずに面談をしました。

 

その面談には、他にも会社の重役がいて、自分が入社試験からお世話になった方々でした。

 

ここで3年前の記憶が蘇りました。当時の私は、この会社の内定通知を貰って喜んでいたこと。この会社で働ける誇りを最初は持っていたこと。

 

いつから私は、歪んでしまったのかを改めて考えていきました。そこで工場長が私に、「どうして、君はなんで会社を辞めるの?」と聞かれました。

 

私は、「大学に行って勉強をしたいんです」と答えました。

そしたら、また工場長が「どんな勉強をしたいの?」と私に聞きました。

 

そこで、私は返します。

「経済や経営などといった、もっと世の中に役立つことを知りたいんです。」と。

 

そしたら、工場長は「会社の方が君が学びたいことは学べるよ」と言いました。

 

私は、最初は意味が分かりませんでしたが、話を聴いている内にあることに気付かされました。

 

大学なんかよりも、人生の学びになる「実学」ができるのは会社だということに。

 

これはどういうことかというと、「お金のことだったら、経理で学べる」、「企画のことだったら企画管理で学べる」、「教育なら人事で学べる」、のです。

 

つまり、大学に行く目的が「勉強したい」という漠然としたキャリアビジョンだった私に1つの答えを見出せた瞬間でした。

 

私は、「大学に進学すれば世の中の見る目が変わる」と思い込んでいましたが、大学に行ったとしてもまた不満が生まれるということに気づきました。

 

自分の人生を彩るのは社会評価や友達の見る目だと思っていました。

それは違いました。

 

自分のキャリアは自分で作っていくモノなのです。

それに気付けなければ、一生言い訳をして過ごしていました。

 

私は、幸運にもこうして気付くことができましたが、高卒で仕事を転々とする友達を見ていて熱い気持ちが沸き起こりました。

 

「その選択はあなたの本心なの?」、「もっと自問自答してみたら。」、「あなたの人生はどうなりたいの?」と、私が当時迷っていた気持ちと同じように悩む人がいるなら助けたいと思い始めました。

 

私は、これを理念にし、「ライフデザインできる人を社会へ輩出する」と定め、世のため人のために働いていこうと決め、キャリアコンサルティングという手段を選びました。

キャリアコンサルタントとしての私の課題点

私の課題点は大きく分けて3つあると考えています。

1つは、「人生経験の無さ」です。キャリアコンサルタントというのは、人のキャリアを一緒に考える訳ですから、幅広い仕事や業界知識を保有すべきだと考えるからです。

 

知識だけではなく、各年代に抱えやすい人生課題や発達課題を自分で知っておくことが必要だと考えております。

 

というのも、自分がクライエントに対して理解まではいかなくても、ある程度比較できるケースサンプルを持つことにより、クライエントの課題点を気付かされる質の高い機会提供ができると考えるからです。

 

2つ目は、「高卒の視点で物事を見るパラダイム」です。

 

私は、高卒で社会人を4年ほど経験しておりますが、やはり大卒の方を軽視あるいは遠い目で見てしまいします。

 

というのも、大学まで出て自分の人生に迷っているのが少し許せない気持ちになるからです。私は家が貧しくて大学に行く選択を選ぶことすら出来ませんでした。

 

そんな中、年間100万近い学費を親に出してもらっておきながら、その4年間をのうのうと過ごしている人間の支援をしたくないのです。

 

逆に、すごい経歴の持ち主で、実績と経験を持ちあわせているにも関わらず、私のところに相談にきた場合の対処が少し恐いです。

高卒の自分に何ができるのだろうと、少し卑屈になってしまいます。

 

最後に3つ目ですが、「聞くことより話すことが好きな性格」です。

 

私は自覚があるほどのおしゃべりです。

 

特に、経済や社会問題になると凄く熱くなって語って周りからは寒がられます。

というのも、好奇心旺盛なのです、私は。

 

この性格はキャリアコンサルタントにとって致命的なことを理解しています。

 

なぜならば、キャリアコンサルタントはクライエントの自己成長を目的として、自己内省を促さないといけないからです。

 

傾聴もその1つですが、クライエントが経験代謝をすることによって、そこから発せられる言葉を如何に拾って深ぼっていくかが大事なのです。

 

自分は好き勝手に話さず、相手を理解する為だけに言葉を選んで話す。これをした方がいいと私は思います。

 

そして、相手のことをより知るためにも自分のことを知る必要があるので、キャリアコンサルタントになるまで、なったあとも自己内省を忘れずにやって努めていきたいと思います。

日常でも、人との会話する意識の片隅には、キャリアコンサルタントとしての自覚と考えを置いて生きています。

 

キャリアコンサルタントを目指して行動していること

私は現在、キャリアコンサルタントとして活動していくために必要なことを日常生活で3つやっております。

 

1つ目は、『読書』です。キャリアコンサルタントに関わらず、本を読むことによって自分が知らない知識や考えを自分の中に取り入れることができるからです。

 

これは、擬似的に本の中で別の人のキャリアを自分で体感できるので私は読書をしています。

 

そうすることにより、私の中で様々な人のキャリアビジョンを描くことができるようになると考えております。

 

もし、自分が描けるキャリアビジョンを沢山持っていたならば、それだけ多くの人の心を動かすことができると考えて本を読んでいます。

 

その他の本を読む理由としては、「論理的な思考が身につく」、「想像力が豊かになる」、「人の気持ちを汲み取れる」といった効果が得れると思い読んでいます。

 

2つ目に取り組んでいることは、『ブログ』です。

 

私が通っているキャリアコンサルタントのスクール講師の先生がブログを長年続けていたのを聞いたのがきっかけでした。

 

インプットをアウトプットすることが非常に学びには重要だと思い、それをブログを通してやっています。

 

自分が生きていく中でどういうことを文字に起こして人に伝えるかを考えるだけでワクワクして楽しく学ぶことができます。

 

そして、もう一つ大きな目的として「セルフブランディング」だと考えています。

 

これは、私がキャリアコンサルタントになった時に自分という人間をブランディングしておくことにより、周りとの差別化を図ることを意図しています。

 

というのも、世の中に自分より優秀なキャリアコンサルタントが大勢いる中で自分が生き残っていくには、自分にしか出せない価値を創り出すしかないと考えているからです。

 

そこで私は、自分が価値を一番伝えられる高校生に特化したキャリア支援を行う為にブログで発信しています。

 

ブログをやっていく中で、コピーライティングやITによる集客などの要素を学びこれから自身がキャリアコンサルタントで活動できる土壌を作っている訳です。

 

3つ目に日頃意識して行動していることは、「人と会う」です。

 

働いていれば人と会うに決まっていますが、ここでいう「人と会う」ことは、会ったことない人や普段合わない人を指しています。

 

なぜこれをやるかというと、キャリアコンサルタントになると多くのクライエントに遭遇すると思います。

 

そうなった時に自分が物怖じせずに真摯に向き合うためには、初対面でも緊張しないコミュニケーション能力が必要です。

 

それを養う為に、初対面でも相手と信頼関係を築く為にどうすればよいのかを試行錯誤して人会っています。

 

これを積み重ねることにより、キャリアコンサルタントになってから自分の中に人と話す強い自信を抱いてカウンセリングに挑むことができます。

 

そんなこんなで、現在もキャリアコンサルタントとして奮闘しています。

 

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今日はこんなところで。 

 

−書き手−

キャリアコンサルタントのはるきち(@harukichi_macho)