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Reverse career

キャリアプランを持たなくても人生は必ず充実する。

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どうも、キャリアコンサルタントのはるきち(@harukichi_macho)です。

今日は、「キャリアプランを持たなくても、人生は必ず充実する」理由についてお話します。

 

会社などに所属していると、入社面接や定期的な面談などで必ず聞かれる、「キャリアプラン」

多くの方がそれとなく、言われるがままに「こうなりたい」「あれやりたい」と、漠然したことを描くのではないでしょうか。

 

自分も、半年に一回は必ず上司との面談で「キャリアプラン」について聞かれます。

異動したい部署や将来やってみたい業務、自分のありたい姿など。

 

そこでの面談で必ず自分が言うことは、「キャリアプランは特にないので、今の仕事で最大限に成果を出せるように支えててください。」と伝えています。

 

一見、投げやりに見えるこの言葉ですが、キャリアプランは別に持つ必要がないと思っています。

 

もし仮にあなたが、

「キャリアプランは絶対必要だ!」

「明確な夢や目標を持って生きるべき!」

「将来のことを考えて行動した方が人生は充実するはず!」

という考えに縛られ、生きづらさを感じているならば、あなたのキャリアに対する考え方を変えるきっかけになります。

 

また、炎の講演家である鴨頭さんも動画で似たような事を言っています。

www.youtube.com

 

ではなぜ、キャリアプランが必要ないと言いきれるのでしょうか?

 

●目次

 

将来のキャリアは偶然のできごとによって80%決まる

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偶然

 

個人のキャリアの8割は、予想しない偶発的なことによって決定される。

 

 

これは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が20世紀末に提唱した計画された偶発性理論”より引用した言葉です。

 

多くの働く人を調査した結果、人々のキャリアの8割は自分でコントロールできない偶然により、キャリアが決定していくと語ります。

 

確かに、人生を振り返ってもキャリアの大部分は偶然の出来事によって成り立っている気がします。

 

自分は、小さい頃から自分の意志で学校を選んだわけでもないですし、今の仕事だって工場現場で懸命に働いていたら偶然、社内異動で就いている仕事です。

交友関係もたまたま知り合った学校時代の友人や、会社の人は意図して出会えた人ではありませんでした。

 

あなたの人生を振り返ってみても、計画した通りの人生でしたか?

きっと違うと思います。

いまの自分になるまでに、偶然の出来事が折り重なっているはず。

 

では、本当に現代でキャリアプランを持たなくていいのか?

 

現代社会では、キャリアプランを持つ意味がない

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現代社会では、過去の経験が陳腐化されやすく、未来も予測が難しい状態です。

ITやスマホが発達した現代では、VUCA(不安定・不確実・複雑・曖昧)時代とよばれています。

 

この時代の特徴は「昨日の常識は明日の非常識」になったりと、目まぐるしい変化の時代です。

さらに、未来予測も過去のデータからは予測が難しくなってきた時代でもあります。

 

1年後の未来でさえ、誰も予想ができないと言われています。

仕事や人生が計画通りにいかないことは、当たり前な時代なんです。

 

この時代で生きていくには、変化する出来事に日々翻弄されます。

その都度、最適解を自分で見つけて決定していくしか方法はありません。

 

したがって、綿密な計画よりも、キャリアプランを持たずに「偶然を掴み取る力」が必要です。

そして、その偶然を自分の人生にとっての最適解にしていくのです。 

 

では、自身のキャリアに役立てるための「偶然を掴み取る力」は、どんな行動で身につくのか?

 

偶然を引き寄せる5つの行動指針

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キャリアに満足している人は、自分で偶然を積極的につくりだし、自分の可能性を広げ続けています。

 

その上で、より良いキャリアを形成するために欠かせない、5つの行動指針があるとクランボルツ教授は語ります。

 

その5つがこちらです。

①好奇心 [Curiosity]

たえず新しい学習の機会を模索し続ける

②持続性 [Persistence]
失敗に屈せず、努力し続ける

③楽観性 [Optimism]
新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考える

④柔軟性 [Flexibility]
こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること

⑤冒険心 [Risk Taking]
結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

 

正直、数年前までは人見知りな自分だったので、行動すること自体が苦手でした。

しかし、自分を変えたいと思い、キャリアコンサルタントになって知ったこの知識で、人生が動き出しました。

 

人のキャリアをより良くするのは、偶然な出来事です。

その出来事は、積極的な行動により、自分では予期しない偶然とたくさん出会うことができます。

 

それを踏まえて、いま、自分が実践している行動は例えばこんな感じです。

 

①好奇心 [Curiosity]

・毎日ニュースや世の中で起きていることを調べ、自分が知らないことを知る

・仕事で自分が知らないこと、疑問に思ったことに関しては迷わず人に聞く

・興味ある本を毎月1冊は買い、じっくり読む

 

②持続性 [Persistence]
・毎日ブログを書く

・仕事で新しいことに挑戦してミスをしても、諦めずにまた挑戦する

 

③楽観性 [Optimism]

・高卒でバカな自分でもどうにか働ける

・今の仕事がなくなってもどうにかなると思っている

・お金がなくてもどうにかなる

 

④柔軟性 [Flexibility]
・人の意見を尊重する

・明日は明日の風が吹くと考える

・自分のプライドを捨てる

 

⑤冒険心 [Risk Taking]
・とりあえず何事もやってみる

・不安よりも興味があれば仮説を検証する

・誰もやっていないことをやる

 

これらを行動してみると、人よりも偶然を引き寄せやすい環境に自分がいることに気づきました。

 

仕事ではいきなり大きなプロジェクトのメンバーに誘われたり、プライベートのこのブログをきっかけでキャリア相談してくださる方がいたり。

日々、充実感を感じてます。

 

偶然を手に入れるために行動するのは肝心ですが、上記のような指針を持っているとさらに行動する意味や効果があると思います。

 

自分のキャリアをより良くするため、8割の偶然の出来事の可能性をより広げるため、あなたも具体着てな行動指針を持ってみてください。

 

絶対に明日からの日々が充実するので。

自身の体験からも、必ず人生がより良い方向に進んでいくと確信しています。

 

「キャリアプランを持たなくても、人生は必ず充実する」のです。

 

まとめ

 

「キャリアプランを持たなくても、人生は必ず充実する」という話でした。

 

自分は明確な夢や目標を掲げ、キャリアプランを持つこと自体は全否定しません。

やりたいことに真っ直ぐ進むことで得られることもあります。

ただ、夢や目標がなく、将来が不安で悩んでいるならば、キャリアプランを持つ必要はないと伝えたいのです。

 

私自身、明確なキャリアプランは持っていませんので。

 

夢や目標がなく、将来が不安でどんなキャリアプランを描けばいいのかわからない人は、そんなの無理に持つ必要はないという話です。

 

今日はこんなところで。 

  

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