「もういい年だし、新しい挑戦なんか無理だよ…」
そう思うなら、そうかもしれない。
だけど、”僕は人生に遅すぎるということはない”と信じたい。
川藤先生のように。
昨年の話だが、僕は横浜みなとみらいにある、カップヌードルミュージアムに行った。
カップヌードルが生まれた歴史から現在の商品開発を学べるミュージアムだ。
行った結論は、モノづくりに携わる身として、ラーメンを手軽に美味しく届けることへの情熱に胸を打たれた。
カップヌードルを発明した、
創業者の「安藤百福」という一人の男が存在しなかったら、この世にカップヌードルは存在しなかった。
とんでもない偉業を成し遂げた男が、安藤百福である。
21世紀最大の発明である、カップヌードルをゼロから生み出した男の生き様から、何を学んだか?
とんでもない偉業はとんでもない地味な作業の積み重ね
「人類は麺類である」
そんなことを安藤百福は語る。
僕はカップヌードルを毎週1回は絶対食べている。
1年にすれば、50回近い。
特に、日清のシーフードカップヌードルをホットミルクで食べるのが好き。
インスタントラーメンは、
全世界で約1000億食も年間消費される。
世界人口は現在77億人だ。
1人あたり、年間で約13食を胃袋におさめる計算になる。
世界のみんなが月に最低1回は食べるのが、インスタントラーメンだ。
人類は皆、麺類なのだ。
そんな世界を作り出した安藤百福。
この偉業を安藤百福はどう実現したか?
下の写真を見てほしい。
安藤百福が創業当時に建てた仕事場だ。
ボロ小屋である。
ここで、来る日も来る日もインスタントラーメンの研究をしたのだ。
昼夜問わず、年中無休で。
とんでもない偉業は、とんでもない地味な作業の積み重ね。
あのイチローもこう語る。
やれそうもないことを成し遂げ、世界を変える
安藤百福は、宇宙でインスタントラーメンが食べられるように、商品を開発した。
「宇宙でもラーメンを食べたい」
そんな宇宙飛行士や遠い未来の宇宙旅行のニーズを満たすため、
百福は宇宙食としてのインスタントラーメンを商品化した。
「そんなの必要ないよ」
「やるだけ無駄だよ」
「どうせ無理だ」
そんな言葉を世間から言われたそうだ。
何か新しい挑戦をする際、否定的な意見はつきものだ。
だが、やれそうにないと世間に鼻で笑われることを成し遂げたとき、大勢の人々を救うことができる。
世界を変えることができるのだ。
あのイチローもこう語る。
社会に影響を与える大きなことを成し遂げたいなら、やれそうもないことに挑戦した方がいい。
馬鹿にされても、笑わても、挑戦し続けて前進していこう。
やれそうもないことを成し遂げるのが仕事なのだ。
人生に遅すぎるということはない
どんなことも簡単に挑戦しやすい環境がいまはある。
スマホで世界の情報をいつでも調べられる。
クラウドファンディングで資金調達もできる。
大変便利な世の中だ。
これだけの環境が整っている。
大人になっても新しいことに挑戦できるか?
その答えはイエスだ。
人生に遅すぎるということはない。
自分に新しい夢や目標ができたら、いくつになろうとできる。
安藤百福は90歳で、新しく宇宙食となるインスタントラーメンを商品化した。
90歳になっても、“やりたいこと”が明確に決まっていれば、挑戦できるのだ。
ケンタッキーフライドチキンの創業者である、カーネル・サンダースも65歳で創業した。
ジェームズ・ダイソンは39歳でサイクロン式掃除機「ダイソン」の開発をした。
人生に遅すぎるということはないのだ。
まとめ
今日のまとめ
・とんでもない偉業は、とんでもない地味な作業の積み重ね
・やれそうもないことを成し遂げるのが仕事
・人生に遅すぎるということはない
カップヌードルを作り上げた男が語る言葉は、真冬の身体にしみるスープだった。
失敗を乗り越え挑戦し、世のため人のためにガムシャラに頑張った男はカッコいい。
何か新しい自分を探しに、昨日と違う自分に会いに行こう。
やりたいこと、どんどん挑戦していこう。
人生に遅すぎるということはない。
共にがんばろう。
以上。
今日はこんなところで。
−書き手−
キャリアコンサルタントのHARUKICHI.(@harukichi_macho)
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