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イチローの名言「肌感覚で得た経験は強い」という話は、ビジネスで重要だということ

「自分の経験から得たもの、肌感覚で得た経験って、すごく強いと思うんですよね」

 この言葉は、元プロ野球選手のイチローがインタビューで語った、若者へのアドバイスです。

 

↓全編の動画はこちら(ハフポストより)

youtu.be

 

インタビューに答えるイチローの言葉の重みと信頼感が半端じゃない。

  

現在私は26歳なのですが、異動・結婚・転職などの人生の転機をここ数年で経験していく中で、物凄く悩みました。

 

 

「自分はもっと他の仕事や挑戦したい!」と隣の芝生が青く見えたり、「自分はこのままでいいのかな…」そういった漠然とした不安を抱くこともありました。

 

そんな不安や悩みを解消する力が、数十年もプロ野球選手としての実績を積んだイチローの言葉から感じ取れます。

 

私の考えと経験も含め、具体的にイチローの「肌感覚で得た経験は強い」という言葉を深ぼっていきます。

 

 

肌感覚とは三現主義と同じビジネスの考え方

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三現主義とは|物流用語辞典|株式会社関通より引用

 

イチローが語る「肌感覚で得た経験は強い」というのは、ビジネスでも似たような言葉がよく使われます。

 

それは、「三現主義」という言葉です。

【三現主義】

三現主義とは、3つの「現」を大事にする考え方です。

3つの「現」とは、「現場・現物・現実」の3つ。

必ず現場に足を運び、必ず現物を手に取り、現実を自分の目で見て確認するということです。

頭の中の知識や会議室での議論だけでなく、実際に“現場”で“現物”を観察し、“現実”を認識した上で、問題解決を図るという考え方のことなのです。

 

イチローもこう語ります。

「どれだけ頭の中に情報を詰め込んでも、肌感覚で持ってないんで、弱いんですよ。」

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「勝たなきゃ意味がないなんて詭弁だ」イチローが考える"個"の重要性 より

https://youtu.be/rim-OwdEyRQより引用

 

ビジネスの問題解決において、この考え方は非常に大切です。

 

机上の空論ばかりの議論では、誤った方法で問題を解決しようとしたり、上位者のトップダウンによって部下の意見が反映されずに不満を生み出します。

 

そして何より、事実を正確に捉えることができなければ、問題の解決自体が難しくなります。

 

それを防ぐために、 必ず三現主義で問題解決を図るようにしていくのが、ビジネスの世界でも重要とされてきました。

 

私が以前に勤めていた工場でも、トラブルが発生した時には、まず三現主義で状況を正確に捉えて情報を集めていました。

 

先輩からは「考える力がない人はファクト(事実)で物事を考えることを知らない」 と教わりました。

 

そのため、トラブルの内容を「現場で現物を確認し、現実を知る」というのを実践していました。

現場環境や現物の状態、トラブルが発生した現実的な理由を確認するのです。

 

そうすることで、トラブルの解決手段が間違った方向に舵を切らないようにしていたのです。

 

特に、頭でいくら考えても答えが出ないことは、三現主義に基づいて行動に移した方が解決に向かうということです。

 

そして何よりも、身体で覚えた経験というのは、頭で忘れたとしても身体で覚えているというメリットもあります。

 

そういった観点からも、イチローが語るように「肌感覚で得た経験は強い」のだと感じます。

 

人は経験と実績で評価されるのがビジネス

人は経験と実績で評価されます。

 

熱意や想いや人当たりなど、目に見えない「人間性」という部分は人を評価する上で、もちろん重要です。

 

ですが、現実はソレ以上に「経験と実績」で評価されるのが世間の厳しさです。

 

私も、高卒で化粧品会社の工場で8年勤めた後に転職しましたが、未経験業界・未経験職種で採用してくれる会社は数社しかありませんでした。

 

その理由は至ってシンプルで、私に業界の経験と実績が不足していたからでした。

 

転職時にポテンシャルで採用されることも時にはありますが、「どんな経験をして、どんなことができるのか、過去にどんな実績をあげたのか」は必ず問われます。

 

「実績」というのは、「成果」 というやつですね。

ちなみに、こちらでサラリーマンなら必ず知っておくべき「成果と結果の違い」ついてまとめておきました。

 

そして「実績(成果)」を語る上でで欠かせないのが、「肌感覚で得た経験」だということです。

 

自分がどこでどんな仕事を成し遂げてどんなことを感じたかは、「肌感覚で得た経験」がないと、語ることができずに伝わりません。

 

少し勉強した知識で経験談を偽造し話しても、実際に経験していないことは話している内に質問などを通してバレます。

 

また、人に自慢できるような実績がないとしても、「肌感覚で得た経験」そのものが実績に繋がることもあります。

 

例えば、「営業現場で毎日100件以上のテレアポや飛び込み営業を5年経験しました」という人がいたら、成果を問わず、その経験自体を実績として認めてくれる人もいるかと思います。

 

「この人だったら、大変な仕事もめげずに諦めずに任せられる」という評価は得られるでしょう。

 

自分のこれまでの人生で「肌感覚で得た経験」というのを、振り返ってみることは、自己分析やキャリアの棚卸しとなり、転職する際の職務経歴書にも書ける内容なのでオススメです。

 

不安と悩みは肌感覚で経験することで乗り越えられる

インタビューの最後に、イチローはこう語ります。 

「怖さとか不安とかあるんですけど、実は怖さとか不安がある方がいい状態だと僕は思うので、それを持った上で、どんどん違うステージに踏み込んでいってほしいなと思います。」

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「勝たなきゃ意味がないなんて詭弁だ」イチローが考える"個"の重要性 より

https://youtu.be/rim-OwdEyRQより引用

 

新しい挑戦やいまの環境を変えることに、多くの人は不安や悩みを抱えるものです。

経験したことがないことには、「失敗したらどうしよう…」と不安になるでしょう。

 

これは心理学では、イラショナルビリーフ(非合理的信念)という人間の思考の癖が原因だったりもします。

代表的なイラショナル ビリーフは、「みんなに好かれなくては」と考えたりすることです。

 

合理的に考えると、どんな人でも「全員」に好かれることは不可能です。

そこで合理的な考え方、例えば「なるべく多くの人に好かれるように頑張ろう」と置き換えるようにします。

 

この他にも、

「仕事には常に全力でやるのが当たり前」

「先輩・上司からの頼みごとを断ってしまったら、相手との関係は壊れてしまう」なんかも、イラショナルビリーフの例です。

 

イラショナルビリーフについては、「見えてる世界の受けとり方を変えれば、会社を辞めずに済むかもしれない 」でまとめました。

 

イラショナルビリーフというのは、人にはそれぞれ考え方の癖があります。

 

「本当にそうじゃなきゃいけないのか?」と自分自身に質問したり、

人の考え方に対しても「そういう考え方もあるのか」と、自分の思い込みを受け入れる習慣が必要です。

 

そして経験したことがないことに対する不安や悩みは、「経験することでしか払拭されない」ということです。

 

社会人になる新入社員は「会社で働くことに緊張するな…」と思っていても、働きだして数ヶ月もすれば、その悩みや不安は消えています。

転職の不安も、一度転職してみれば「何だこんなものか」と思います。

 

実際に経験してみる、肌感覚で経験してみるということは、不安や悩みの解消に有効なのではないかと。

 

行動に移すまでに不安や悩みがあるので、その時間自体にも価値はあると思います。

悩んだ分だけ、選んだ人生の選択肢も自分の納得に繋がるので。

 

今日はこんなところで。 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

今後も、みなさまのお役に立てる情報を発信していきますので、何卒よろしくお願いします。

   

−書き手−

キャリアコンサルタントの春木(@harukichi_macho) 

 

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