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考えすぎて仕事が遅い人は、パレートの法則を知れば、鬼速で仕事が終わる

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考えすぎて仕事が遅い人は、パレートの法則を知れば、鬼速で仕事が終わる


どうも、キャリアコンサルタントのはるきち(@harukichi_macho)です。

今日は、「考えすぎて仕事が遅い人は、パレートの法則を知れば、鬼速で仕事が終わる」話をします。

 

昔、自分が工場現場で働いていた時の話。

仕事が遅い自分が嫌で、尊敬する先輩にこんな質問をした。

 

「自分、仕事が遅いんですけど、どうすれば効率的に仕事ができるようになりますか?」

 

自分は、入社して2年目になり、一通りの仕事を覚えたが、仕事が他の人に比べ遅かった。

しかし、致命的なほどに仕事ができない訳ではなかった。

人並み以下だったと記憶している。

 

そんな自分に対し、先輩はこう答えた。

「お前は仕事が遅いけど、仕事を丁寧にやってる。ただ、考えすぎているもっと考えずに仕事した方がいい。」

 

この言葉を受け、自分は反論したい気持ちがあった。

 

先輩に対し、以下の言葉がよぎった。。

「誰だって、ミスするの怖いからたくさん考えて仕事しますよ」

 

「考えないで仕事をするなんて無理でしょう」

 

「素早く考えて、効率的に仕事ができる方法を知りたいんですよ」

 

そんな心の声を漏らさず、先輩に目を向けると、続けてこんな言葉が返ってきた。

 

「”考えずに仕事をした方がいい”というのは、考えるべきことだけを考えろってこと。お前はいま求められていることに対し、無駄なことばかり考えている。仕事なんて、8割の成果は2割考えて行動すれば、勝手に出るんだぞ。パレートの法則を知らないのか?」

 

自分「???」

 

先輩が言ったことは、どういうことだったのか?

いまの自分には痛いほどにその意味が分かってしまう。

 

 

8割の成果は、2割の思考と行動によって生み出される

「パレートの法則」の画像検索結果

https://sigyou-school.biz/pre/blog/business-skill/pareto-law/より引用


仕事が遅い自分は、無駄な事ばかり考えて行動が遅くなっていた。

たとえば、自分が働いていた現場は、化粧品の製造を行う部署だったので、

一つ一つの原料がどういった成分なのか気にしたり、なんのために化粧品に配合しているのか気になって考えながら働いた。

 

当時の現場から求められている成果は、「効率的に高品質な化粧品を製造すること」だった。

したがって、当時の自分が考えるべきことは、「効率的に高品質な化粧品を製造するにはどうしたらよいか?」であり、

それ以外に考えていることは、極論「意味をなさない」ということである。

 

この実体験から、世の中の理を知り始めた時、先輩から言われた「パレートの法則」が腑に落ちた。

パレートの法則とは?

パレートの法則とは、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した統計に関する法則です。

 

経済において全体の数値の大部分は全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論であり、80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれます。

 

https://www.movin.co.jp/consul/consul_think/pareto.htmlより引用

 

これは仕事に当てはめると、目に見える8割の成果を生み出しているのは、2割の行動要因によるものだったのだ。

 

これは実に恐ろしい話である。

 

つまり、要点を絞り、8割の成果に対して2割の行動で仕事は概ね完成してしまうのだ。

 

たとえば、企業の売上の8割は2割の商品で支えられている。

その8割の売上を支えるのは、全顧客の2割である。

 

このブログの8割のアクセスは、2割の記事群によって支えられている。

 

つまり、どんなに自分が10割の成果を目指して労力を費やしても、8割の成果に繋がるのは、実際は2割の労力によって成り立つのだ。

 

その事実を知り、当時20歳の自分に衝撃が走ったのを覚えている。

 

考えるべきことだけ考えて行動すれば、仕事が速くなる

それからというもの、自分が今考えていることは「本当に今の仕事に対して結果につながるか?」を考えるようになった。

 

つまり、「効率的に高品質な化粧品を製造するにはどうしたらよいか?」を根幹とした問題解決思考に頭が切り替わったのだ。

 

それから、自分の仕事は劇的に速くなった。

考えるべきことが明確になったことにより、やるべき作業(行動)も無駄がなくなった。

 

記憶は定かではないが、自分の持ち分の仕事は誰よりも速く終わるようになった。

そして、空いた時間に「どうやったら、もっとこの現場が生産的になるか」を考えるようになった。

 

その結果、上司から評価され、知識労働の部署に異動できた。

 

この経験から、仕事に着手する前には必ず、「8割の成果を出すために、最もやるべき2割の行動や考えるべきことは何か?」を自身に問うようになった。

 

仕事において、満点の成果を出すことはできない

では、具体的にパレートの法則をどのように活用するのか。

 

仕事が速い人の特徴に例えて解説していく。

 

仕事が速い人は、100点を目指さず、最初から80点を狙って仕上げてくる。

 

そして、仕事を与えられた期間の2割でその仕事をまず終わらせ、提出する。

 

つまり、こんな感じに。 

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MAmag.より引用

参照:http://kairosmarketing.net/marketing-strategy/how-to-leverage-pareto-law-into-marketing-activities/

 

彼らは、資料作成にしろ、トラブル対応にしろ、何がもっとも成果に影響を与える要素かを的確に分析し、焦点を当てて仕事に取り掛かる。

 

彼らは「100点の仕事を目指しても、永遠に100点にはならない」と考えている。

 

なぜ、永遠に100点の仕事にならないか?

 

では、仮に自分が上司だとしたら、100点の仕事とはどんなものか説明できるだろうか。

何を持って100点になるのか?

それを説明するのは非常に難しい。

 

たとえば、「ラーメン」においての100点とは何を満たすことで取れるのか?

店のブランドか?

麺やスープの味か?

煮玉子といった、魅力的なトッピングか?

はたまた、チャーシュー丼やチャーハンがセットになっていることか?

 

答えは中々だせないはずだ。

 

なぜなら、個々の価値観がバラバラの人が生きて働く世界で、仕事の絶対解は存在しないのだ。

 

ラーメンが多少好きな人であれば、麺が程良く噛みごたえがあり、スープが温かく、煮玉子とチャーシューと少しの野菜が乗っていれば、8割おいしいと思えるラーメンになる。

 

あれここれと考えすぎて仕事が遅い人は、「8割の成果を出すためには、2割の考えと行動で到達する(パレートの法則)」を知ることが重要だ。

 

まとめ

「考えすぎて仕事が遅い人は、パレートの法則を知れば、鬼速で仕事が終わる」という記事でした。

 

まとめるとこんな感じです。

<今日のまとめ>

①目に見える8割の成果を生み出しているのは、2割の行動要因によるもの

②どんなに自分が10割の成果を目指して労力を費やしても、8割の成果に繋がるのは、実際は2割の労力によって成り立つ

③「8割の成果を出すために、最もやるべき2割の行動や考えるべきことは何か?」を自身に問う

④「100点の仕事を目指しても、永遠に100点にはならない」

⑤個々の価値観がバラバラの人が生きて働く世界で、仕事の絶対解は存在しないのだ 

 

①〜⑤を理解して行動するだけで、今の仕事が劇的に変わるのでぜひチャレンジしてみてください。

 

 

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−書き手−

キャリアコンサルタントのはるきち(@harukichi_macho)