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宇宙兄弟から学ぶ、サラリーマンを元気にする名言シーンとは?

 

以前、ビジネスマンが絶対に読むべき漫画10選を紹介した。

 

その中の「宇宙兄弟」という漫画を久しぶりに今日、読み返したら、想像以上に元気になった。

 

「漫画を読んで元気になるのかよ」という声があるかもしれないが、本当に僕は元気になったのだ。

 

僕を元気にしてくれた、宇宙兄弟という漫画について、今日は詳しく書きたい。

 

 

宇宙兄弟とは?

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漫画「宇宙兄弟」1巻より

 

宇宙兄弟とは、仕事に疲弊したサラリーマンを元気づけるための漫画である。

 

「何のために働くのか?」

「俺はどんな仕事をしたいのか?」

「何を成し遂げるために生まれてきたのか?」

 

僕にとって、そんなことを考えさせてくれる漫画だ。 

 

漫画のあらすじはこうだ。

兄は、優秀だが自分の能力を信じられず、ネガティブ思考に陥りがちな青年・ムッタ。

 

ムッタは失業という挫折のさなか、幼い頃に弟と誓い合った夢を取り戻し、

「宇宙飛行士になる」という夢をすでに叶えていた弟・ヒビトの後を追い始める。

 

弟の背を追う形で、数々の困難を乗り越えて、宇宙飛行士になったムッタ。

 

ヒビトは日本人初のムーンウォーカーになるも、宇宙飛行士になってからはじめての大きな挫折を経験し兄をはじめとする周囲の人に支えられて、必死に乗り越える。

 

「俺らは生きて、二人で月面に立とうぜ」


兄は先に行く弟に導かれ、弟が立ち止まった時には兄が優しく背中を押し、二人は「夢の続き」に向かって走り続ける。

宇宙兄弟のストーリー | 『宇宙兄弟』公式サイト

 

「宇宙飛行士になり、兄弟そろって月面着陸をする」

 

そんなことを言うと、鼻で笑う人や「絶対に無理だろ」と否定する人がいるくらい、無謀な夢だ。

 

だが大人になっても無謀な夢を追いかけるのは、一種のロマンを感じる。

 

自分もできることなら、好きなことを自由気ままにやりたいと思い馳せ、ムッタとヒビトの成長を見て元気をもらえるのだ。

 

なぜサラリーマンは宇宙兄弟を見るべきか

サラリーマンにとって、宇宙兄弟は最強のバイブルだ。

まず、1話でムッタのこのシーンに心動かされる。

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漫画「宇宙兄弟」より

ひょんなことから上司に頭突きをしてしまい、会社をクビになり、転職活動をしようとマクドナルドで悩んでいるシーンだ。

 

僕らは大人になっても、今までやってきたことが本当に正しかったか、その答えは死ぬまでわからない。

 

だからこそ、何度も何度も自分が生きている毎日は本当に正しいのか不安になるし、時に自信を持てなくなる。

 

それでいいと僕は思う。

 

人生に絶対の正解などないし、紆余曲折したり、右肩上がりの時もあれば、乱高下する時だってある。

 

人生は予測できないことの連続だ。

不確実なモノなんだ。

 

そんなことを、このシーンから僕は読む度に思い出す。

 

サラリーマンにとって、「宇宙兄弟」という漫画は自分を振り返るための自己分析ツールとしても機能すると僕は思う。

 

さて、悩んだムッタは昔に自分が録音したカセットテープを聴いた。

カセットテープには、ヒビトとの”大事な約束”が録音されていた。

 

それを聴いた瞬間、ムッタの人生が音を出して走り出したのが、僕にも聴こえてきた。

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漫画「宇宙兄弟」より

兄弟愛というより、兄弟夢だ。

男と男の約束というやつだ。

 

このシーンだけでもほっこり元気を貰うが、まだまだこれは序の口だ。

 

宇宙兄弟から僕が元気を貰ういくつかの名シーンがある。

いくつか紹介していこう。 

 

宇宙兄弟の名シーン

 

①俺の敵はだいたい俺です

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漫画「宇宙兄弟」より


 

主人公「南波六太」の宇宙飛行士の訓練中のシーン。

教官のビンセント・ボールド(通称ビンス)さんとお酒を飲みながら話している一幕だ。

 

ビンスさんに「あなたの敵は誰ですか?」と問いかけられた南波六太の出した答えは…

 

ビンス「じゃあ君には敵はいないと……?」

南波六太「いや…いないと言うか… 俺の敵はだいたい俺です

自分の”宇宙へ行きたい”って夢をさんざん邪魔して

足を引っ張り続けたのは 結局俺でした」

by 南波六太 『宇宙兄弟 11巻』

 

仕事でやりたいこと、辛いこと、それに立ち向かうために邪魔がはいる。

それはだいたい”自分の欲望”が邪魔をする。

 

失敗したくない、損をしたくない、疲れたくない、楽をしたい、色んな欲望が自分を台無しにする。

 

そんなことを教えてくれる名シーンだ。

 

②もし諦めきれるんなら、そんなもん夢じゃねぇ

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漫画「宇宙兄弟」より


「宇宙兄弟 第2巻」での出来事だ。

ムッタは宇宙飛行士の選抜試験が終わり、結果を待っている。

 

その間、ヒビトのいるヒューストンに滞在していた。

ムッタは結果が出る前から、選抜試験の合格を諦めている。

 

ムッタの合格を期待しているヒビトにも、自分が試験に落ちることを伝えた。

完全に諦めムードになっているムッタは「俺はドーハの悲劇生まれだから」と開き直っていた 。

 

そんなときにヒビトが語った言葉が、

「もし諦めきれるんなら、そんなもん夢じゃねぇ」だ。

 

ヒビトの言葉がグサリと胸に刺さるムッタ。

結果的にムッタは選抜試験を通過することができた。

 

ヒビトの一言はムッタに強く響いたはず。

 

サラリーマンに大きな夢は無理に持つ必要はない。

だが、本気で仕事で夢中になると大きな壁にぶつかることがある。

 

そんな心が挫けそうになったら、ヒビトにこう言われてる気がする。

「もし諦めきれるんなら、そんなもん仕事に夢中になれてねぇ」と。

 

叱咤激励を受けた気持ちになり、僕は前を向いて仕事に夢中になる。

 

③「どっちが楽しいか」で決めなさい

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漫画「宇宙兄弟」より

これは「宇宙兄弟 第5巻」で出てくるムッタの回想シーンだ。

このシーン出てくる天文学者のシャロンが語った言葉である。

シャロンは観測所をたびたび訪れていた南波兄弟に、宇宙への手ほどきや楽器や英語を教えてくれた恩人だ。

 

ムッタいわく「時々ウソを平気でいう」そうだが、彼女の言葉はいつもムッタの心に残っていて、重要な場面で彼を導いていく。

 

迷った時はね 「どっちが正しいか」なんて考えちゃダメよ

日が暮れちゃうわ

頭で考えなきゃいいのよ

答えはもっと下 あなたのことならあなたの胸が知ってるもんよ

「どっちが楽しいか」で決めなさい

「宇宙兄弟 第5巻」金子シャロンより

 

僕はサラリーマンとなり8年。 

迷うことはいまだに毎日たくさんある。

 

「この仕事は失敗したくないな…」

「いまの会社で働き続けるべきか転職すべきか…」

「みんな手を挙げないから俺がこの資料まとめるべきか…」

 

そんな時、判断基準はとっても重要だ。

 

判断基準がないと、いつもブレて人に流されてしまい、自分で人生をコントロールできなくなるからだ。

 

そこで、このシャロンの教えが役に立つ。

仕事の判断基準も「楽しいかどうか」で決めればよいのだ。

 

「失敗を恐れて仕事をするのは楽しい?」

 

「いまの会社で働く方が楽しい?それとも転職した方が楽しそうか?」

 

「みんながやりたがらない仕事をやることで、みんなが笑顔になれば自分も楽しくなる?」

 

「楽しいかどうか」で判断することは、楽観的に見えるかも知れないが案外正しいと思う。

 

何よりも、自分が楽しいと決めた判断に後悔は少ないのだ。

(僕は何度シャロンのこの言葉に元気づけられたことか…)

 

まとめ

僕の大好きな漫画「宇宙兄弟」名言シーンを紹介した。

仕事で辛い時、悩んでしまった時、何度も僕は宇宙兄弟を読み返す。

 

その理由は、無邪気に頑張る勇敢なムッタの姿に、元気を貰えるからだ。

大人になっても何か好きなことに懸命になる姿は、それだけで感動する。

 

そして自分も懸命になってみようと思える。

 

僕みたいなただのサラリーマンでも、「宇宙兄弟」を読むことで、目の前の仕事に夢中になれるのだ。

 

働くことで毎日疲弊しても、「宇宙兄弟」で復活する。

僕にとって仙豆みたいな役割を果たしてくれる。

 

「宇宙兄弟」という漫画が存在してくれて本当によかった。

 

大人になって悩むことばかりの毎日で、嫌なことしか起こらないアンラッキーデーもあるし、働くことが苦しい日もあるけど、お互い頑張りましょう。

 

最後に、シャロンの言葉を伝えて終わりたい。

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漫画「宇宙兄弟」より

今日はこんなところで。 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

  

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−書き手−

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