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人生100年になると、いまより20年も多く働く必要がある

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人生100年

20年多く働く人生を歩むことになりました。

 

遅ればせながら、「LIFE SHIFT」という本を読んだ。

この本は4年くらい前に大ヒットしたビジネス書。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

本の概要:

日本でも旋風を巻き起こした『ワーク・シフト』の著者リンダ・グラットンと、経済学の権威アンドリュー・スコットによる待望の新作が登場した。

 

今回のテーマは「100年時代の人生戦略」である。

 

これからを生きる私たちは、長寿化の進行により、100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすこととなる。

 

新しい人生の節目と転機が出現し、「教育→仕事→引退」という人生から、「マルチステージ」の人生へと様変わりする。

 

それに伴い、引退後の資金問題にとどまらず、スキル、健康、人間関係といった「見えない資産」をどう育んでいくかという問題に直面するというのが著者の見方だ。 

 

まず、本当に人間の寿命が100年まで伸びるのか調べてみた。

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内閣府「平成29年度版 高齢社会白書」

な、なんと。ここ70年間で、男性の平均寿命が男で23年、女で26年のびていた。

 

あくまで推計値だが、2065年(自分が70歳の時)は、85歳まで平均寿命が伸びている。 

 

人生100年時代がマジでやってこようとしている。

この背景には、「医療の発達」や「食生活の変化」が大きく起因しているらしい。


そしてこの本を読んだ後、自分がスマホにメモした感想はこちら。

自分が死を遂げる年齢は80歳から100歳に伸びる。

つまり、人生80年から100年に変わる。

 

年金ほんとうに貰えるのかよ。

 

人生100年生きる上で大きく変わることは、自分に必要な信用(お金・仕事・家族・友達)が、今よりもっと必要になるということ。

 

特に、60歳過ぎてからのお金と仕事を得るためには、信用を獲得する準備を若いウチから積み上げないと、超大変。

 

お金がなければ「老後も頑張って働らけばいいや」と考えていた。

が、その時に自分がやれる仕事はあるのか?という問題を抱えている。

 

これからは、個人が社会に必要とされるビジネススキルを自ら育て、武器として持っておかないと、簡単に淘汰されてしまう時代なのかも。

 

がんばろう…

 

いま読み返すと、「35年先の老後を心配して、どうすんだ。”いま”をもっと頑張れよ」とセルフボケツッコミしたくなるが、触れないでおこう。

 

”いま”を 集中して生きることが大事という話はこちら。

www.haruharu-career.com

 

さて、「人生100年になると、いまより20年も多く働く必要がある」。

現在の定年退職が60歳だ。

そこから、退職金やら貯蓄を切り崩し、65歳から年金生活をして80歳頃に亡くなる。

これが、いま最も多い老後のライフプランだ。

 

では、これが今後はどうなるか?

 

●もくじ

 

人生100年生きる時代にはどのような生き方をするのか?

「いままでの3ステージ制の人生からマルチステージ制の人生に変化する」。

本書ではそう述べている。

 

これまでの多くの人生はこの通りだった。

①教育:~22歳

②仕事:22~65歳

③老後:65〜80歳(死ぬまで)

 

この生き方が、100年生きる時代はこのように変わる。

①教育:〜22歳

②マルチステージ:22歳〜80歳

③老後:80歳〜100歳(死ぬまで)

 

100年時代の生き方の特徴は、マルチステージと呼ばれる、「働いて社会貢献する期間の長さ」だ

その期間の働き方として、以下3つがあると著者は語る。

 

●3種類の新しい働き方

1.エクスプローラーは、人生の意味や自分探し、世界を知る働き方

旅に出てその先で働いたり、様々な仕事でインターンシップをする

2.インディペンデント・プロデューサーは、大企業を創業したいわけではないが、自由に働く「個人事業主」的な働き方

3.ポートフォリオ・ワーカーは、企業で働きながら他の能力を磨く働き方

例えば、将来スポーツコーチに転職したいと考え、休日にサッカーコーチのボランティアをするなど、「仕事+副業」的な働き方

 

ここまでの話を図にまとめるとこうだ。

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人生戦略の変化

 

マルチステージを生き抜くために必要な「無形資産」

 

マルチステージの人生を生きるには、お金という資産以外に、「無形資産」を作ることが大切と著者は語る。

「無形資産」とは次の3種類のことを主に指す。

①生産性資産(能力)

仕事ができるという資産。

社会の変化に対応できるための仕事力。

ビジネススキル、知識、仲間、評判など。

 

②活力資産(健康)

肉体的・精神的な資産。

80歳まで健康に働けることが前提となるため、

体の衰えや心の病などが起きないための体作りや人間関係の構築が必要。

 

③変身資産(3つの人脈)

変化に対応するための資産。

変身資本はステージを移り変わるのを手助けしてくれる、人脈。

新たに働こうと思ったり、学ぼうと思ったとき、それを助けてくれる人脈を持っているかどうか、人生に大きく関わる。

 

まとめるとこうだ。

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『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』要約・書評・感想~3つの新ライフステージ~ | タケダノリヒロ.comより引用

 

無形資産を増やすためにやるべき2つのこと

どうやったら無形資産を増えるか?

銀行にでも預ければいいのか?

 

①いま持っている資産を把握する

人間、意識していないと、自分が持っている無形資産に気づけない。

そのため、「履歴書」や「職務経歴書」を書くといい。

自分がいまできること、やってきたことが明確になるから。

 

②これから資産を増やすためにやりたいことを書き出す

これからは、個人主義の社会としての生き方が容認されていく。

企業の終身雇用の崩壊と働き方の多様化が起きているから。

 

だから、自分が好きなことで生きていく人が増えていく時代になる。

そのためにまず、「やりたいことリスト」を考えてみるとよい。

 

100個くらい何でもいいからやりたいことを書き出すと、「自分のことを深く知れる」。

最強の自己分析になる。

 

 

1と2が完成したら、いま持っている資産でやりたいことを少しずつやっていくとよい。

資産に対する投資だ。

 

たとえば、自分は仕事で資料作成などが多く、「文章を書くスキル」が少しは養われている。

やりたいことの中に「人に情報を発信したい」があるので、ブログを書いている。

 

これを継続してまだ1ヶ月だが、少しずつブログの読者が増えて読んで貰えて、生きる活力になっている。

 

まずは自分の持っている資産を活用し、何かやりたいことを実現していくことが、手っ取り早く資産を増やす方法として有効だ。

 

まとめ

「人生100年になると、いまより20年も多く働く必要がある」そんなことをこの本から教わった。

 

”80歳まで働く”を見据えたキャリアの積み重ね方が必要なのかもしれない。

終身雇用だけに頼らず、自分で自身のキャリアに責任を持って生きたい。

 

正社員だけにこだわらず、自分にあった長い目でみたキャリアプランも必要なのかもしれない。

自分の無形資産を活用しながら、やりたいことを実現する生き方もありなのだ。

 

ただ、何よりも大事なのは、自分が悔いのないように生きることかもしれない。

 

以上。

今日はこんなところで。 

 

−書き手−

キャリアコンサルタントのはるきち(@harukichi_macho) 

  

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●本日紹介した本はこちら

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

●漫画版もあるよ

まんがでわかる LIFE SHIFT