リバキャリ

リバキャリ‐Reverse Career‐

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Reverse career

大きな目的を持てば、仕事の苦しみが楽しみに変わり、人生が必ず充実する

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「どうせ働くならば、仕事を楽しみたい」

 

人生のほとんどの時間を仕事に捧げ、働く人も多い。

僕もその一人である。

多くの時間を費やす、”仕事”。

この仕事が楽しければ、どれほど幸せなことか。

 

無情にも、日本では働く人の多くがモチベーションが低い。

多くの人の働くモチベーションは、「給料がもらえるから」そうだ。

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オウチーノ「働く目的・モチベーション」に関する実態調査 より引用

間違いではない。

誰だって、まずは”生きるために働き”、給料を貰う必要がある。

この記事にもそう書いた。

 

だが、生きるため”だけ”に働くのは、正直ごめんだ。

みんな、働くために生まれてきた訳じゃない。


では、どうすれば仕事を楽しみ、人生を充実させられるのか。

 

働く目的をどこに設定するかで仕事への姿勢が変わる

イソップ寓話でこんな話がある。

旅人がある町を歩いていると、

汗をたらたらと流しながら、重たいレンガを運んでは積み、運んでは積みを繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。

 

そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。

 

1人目は、
「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で“レンガ”を積んでいるんだよ。暑くて大変だからもういい加減こりごりだよ」と。

旅人はその男に慰めの言葉を残して、歩き続けました。

 

2人目は、
「レンガを積んで“壁”を作っているんだ。この仕事は大変だけど、金(カネ)が良いからやっているのさ」と。

旅人はいたわりの言葉をかけました。

 

3人目は、
「レンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と。

旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けました。

  

◆「3人のレンガ職人」のイソップ寓話から働くことの意味を考えてみた。より引用

 

3人のレンガ職人は、それぞれ「レンガを積んでいる」という仕事内容は同じで、賃金も変わらない。

 

しかし、それぞれの働く”目的”が異なっている。
 

1人目は、嫌々働いているような、指示待ち人間タイプ。

言われたからやる。言われなければやらない。

ただ“レンガ”しか見えていない。

 

このレンガが何になるかすら、分かっていない。

働く目的はとりあえず生きるため。

仕事は生きるために仕方なく、そんなとこだろう。

 

2人目は、“お金のため”に頑張って働くタイプ。
レンガを積み、”壁”が見えている状態だ。

「もっとお金になる仕事はないか」と、頭の中は金のことばかり考えている。 

生活費を稼ぐのが目的だ。

 

3人目は、
「後世に残る“大聖堂”をつくり、町中の人を笑顔にするため」
という志を持ち、”大きな目的意識”を持って働くタイプ。
仕事を使命と感じている。

後世に残る事業に加わり、世の中に貢献できている自分に、喜びを噛み締めている。

 

この中で一番モチベーション高く仕事をしているのは、明らかに3番目の職人である。

大きな目的が定まっており、その目的を果たすためにどのような貢献ができるのかを考え、その仕事に関わる姿勢がある。

 

同じ仕事をやっても、自分の目的の捉え方により、仕事が苦しいものか楽しいものになるかを決定づけるだろう。

 

大きな目的を持つ人ほど、仕事は楽しくなる。

 

 

そして、実はこの話には続きがある。10年後にこの3人はどうなったか。

 

1人目は相変わらず文句を言いながらレンガを積んでいまた。

2人目は、賃金は高いけど危険の伴う屋根の上で仕事をしていました。

そして3人目は、現場監督として多くの職人を育て、出来上がった大聖堂には彼の名前がつけられたんです。

あなたはあの「3人のレンガ職人」の話の続きを知っていますか? - まぐまぐニュース!より引用

 

どうせ働くならば、3人目のようなレンガ職人になりたい。

人から認められるような仕事をしたい。

そう思う人は多いはずだ。

  

したがって、この話の教訓は、「大きな目的を持てば、仕事の苦しみが楽しみに変わり、人生が必ず充実する」のだろう。

 

仕事において、人生において、目的をどこに設定すべきか。

いま一度、考えなおしてみるのも悪くない。

 

以上。

今日はこんなところで。 

 

−書き手−

キャリアコンサルタントのはるきち(@harukichi_macho) 

 

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