「自分はこんなに頑張っているのに、なんで努力が報われないんだ…」
誰にだってそう思う時がある。
自分なりに、頑張っているのに報われない時が。
だが真実は、残酷にも努力は報われないことがほとんど。
中には、努力よりも楽しむことが大事と語る人もいる。
無駄な努力はないと僕は考えるが、報われない努力はなぜ報われないのだろうか。
努力を認めてほしい人は失敗する
明石家さんまはこう語る。
「パパ、僕こんなにがんばったよ!」
「そうか、偉いな僕。よくがんばった!」
子供であれば、努力すること自体に意味や意義がある。
それは義務教育までの話だ。
だが大人は違う。
”努力は当たり前”なのだ。
その努力を認めてほしいと思っているのは、”毎日3回、歯磨きしてる僕を褒めてくれ”と言っているようなものだ。
明石家さんまもこう語る。
では、なぜ努力を認めてほしい人はダメなのか?
努力に見返りを求める人間は報われない
以前、無駄な努力はないことを話した。
努力が報われるまで時間が掛かると。
それは”努力のロングテール”の法則によるものだから。
努力しても報われない期間が驚くほどに長い。
多くの人は報われる前に諦めてしまう。
だから、そもそも努力が報われると過信することはよくない。
”報われたらラッキー”くらいな気持ちで継続することが重要だ。
石の上にも3年と言葉があるように、見返りを求めずに継続するのだ。
明石家さんまもこう語る。
そうはいっても、努力を認めることを我慢しながら継続するのは大変だ。
なぜ継続できないのだろうか?
期待するから努力を継続できない
「こんなに頑張ったのになんで誰からも認められないんだよ!」
学校でも会社でも、そう思う瞬間は多々ある。
思っていたのと違う現実だ。
その現実を突きつけれらた時、”期待し過ぎた自分”に気づく。
恋愛でも仕事でも、相手に期待し過ぎることはよくない。
「君のためにこんなに美味しいレストラン用意したのに、何だよその反応は!?」
「会社のためにと休日も仕事を頑張ったのに、なんで俺の業績評価こんなに低いんだよ!」
相手に期待して裏切られると、人はやる気を失くす。
やる気を失くした瞬間、努力を継続するのは困難だ。
だが、過度な期待をしなければどうか?
「君のために美味しいレストラン用意してみたけど、君と美味しい酒が楽しめるだけで十分だわ」
「会社のためにと休日も仕事を頑張った、業績評価がどうであれ自分にはいい経験になったわ」
期待しない分、ショックは小さくなる。
万が一、予期せぬ結果だとしても心への負担は軽減される。
これは、単なる自己合理化という訳ではない。
努力を継続するためにコントロールしているのだ。
努力を継続できる人は、あまり期待せず、うまくコントロールしている。
明石家さんまもこう語る。
自分にも人にも期待し過ぎないことが、
努力を継続するために必要なのだろう。
まとめ
今日のまとめ
努力は当たり前であり、見返りを求めすぎると失敗する。
なぜなら、見返りを求め期待する人は、努力を継続できないから。
僕も努力は正直苦手だ。
飽き性だし、何をやっても続かない。
結果が出なくてすぐ落ち込むし。
才能なんて何も無い。
だからせめて、結果が出るまで”あきらめない”と、決めている。
結果が出るまで、共にがんばろう。
以上。
今日はこんなところで。
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−書き手−
キャリアコンサルタントのHARUKICHI.(@harukichi_macho)