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なぜ若者は安定を求めるのか?若者が語る絶対的3つの理由。

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どうも!

キャリアプランナーのハルキ(@cccconstancy)です!

 

最近、僕の周りの友達は就活も終わって落ち着いている人が多いです。

これから遊び尽くすんでしょうねー。

寿司のネタについてるワサビ位の羨ましさが僕にだってあります。

 

「毎日、合コンしたい」

 

「・・・。」 

 

さて、これはある友達の話です。

その友達に内定を貰った会社の志望理由を聞いたところ、

 

『安定してたから』

 

という回答が飛んできた。

 

そこで、僕も考えました。

『安定している・・・』

『金がもらえる・・・』

『世間体がいい・・・』

『会社が潰れない・・・』

・・・

 

えっ、『安定』って何だよ!?

 

そんな訳で、今の若者は悟り世代やらゆとり世代やら大谷世代とか言われてますが、

僕を含めて、彼らがなぜ安定を求めるのか分析しました。

 

ということで、

今日は『若者が安定を求める3つの理由』について書いてきます。

 

情報・物があふれている

現在は凄まじいITの発達で僕たちの生活は10年前に比べて便利になり過ぎています。

労せずに、ググれば何でも分かる情報

コスパが高い製品、ブランドだったり、サブカル、オーダーメイド、ハンドメイドといった様々な

 

今の時代は物と情報であふれかえっています。

ですから、僕たち若者は行動する前にかなり迷ってから行動します。

学校にしたって、就職にしたって沢山の選択肢があるので迷います。

そうなると、おのずとみんなと同じでいいやという面倒くさがりな思考になりがちです。

最低限の判断基準は持つものの、自分の人生をそこまで考えずに行動してしまうのです。

だから、失敗を極端に嫌ったり、目立つようなことを極力避けます。現実世界では。

ネット社会では、SNSやLINEを中心としたコミュニティで自分を誇示します。

それが現在の僕たち若者なのです。

 

だから、『現実世界では安定したい』のです。

ネットで世論を見たりすると、

失敗しない無難な生き方ってやつを安定と捉えて生きたいのです。

 

お金が必要ない

若者は、『年収1000万』とかどうでもいいです。

それ以上に、1000万貰うために労を惜しむことが超絶嫌いです。

年収は400万くらいでいいから、毎日定時で帰りたい。

だから公務員がいい。

ホワイトと世間が認める会社がいい。

 

少しのお金とそこそこ貰える時間で、

『好きなことをする』

それが今の若者の生き方です。

 

つまり、今の若者はワークライフバランスの比重が仕事よりも自分の人生に大きく傾いています。

 

仕事はつまらないもので、5日我慢して2日休みが貰えて、給料日にはそこそこのお金が入る。

その為に、我慢して働こう

 

しかも、若者の『好きなこと』の殆どがそこまでお金が掛からないです。

美味しいものを食べれたり、綺麗な景色を写真でおさめてSNSへアップする。

それで幸せです。

高くついても、海外旅行とかでしょう。

そういう人が非常に多いです。

 

そこそこのお金で満足するので、人生で使うお金もあまり必要ありません。

というよりも、人生の出費を極力しない生き方を考えています。

今の若者は。

 

・恋愛

・結婚

・子供

・マイホーム

・車

・親の介護

 

これらをしなければ、そこまで人生でお金が掛からないことを知っています。

だとしたら、この行動を取らない選択をします。

そこまで、お金を掛けなくてもそこそこ満足して生きれるから。

 

お金が掛からない

お金を稼ぐ必要がない

頑張らなくなる

頑張らない生き方

『安定したい』

自分じゃなくて安定している環境に守られたい

 

このような流れで安定を求めると思います。

 

疲弊した大人の背中

今は少子高齢化に伴い、労働人口の減少が叫ばれています。

若者はその貴重な労働資源です。(僕もね)

税金だって沢山これから納めないといけない。

今後、日本の為に尽力するのは紛れもなく「今の若者」です。 

 

しかし、いざイキイキと会社に入った若者がすぐに離職してしまいます。

よく7・5・3現象と言われていますが、

中卒で7割、高卒5割、大卒3割が新卒で入って3年以内に早期離職すると言われています。

 

これはなぜか?

 

僕が思うに、激務とかブラック、サービス残業が無理といった理由もありますが、一番の問題はコレだと思います。

 

社内についていきたいと思う

先輩・上司がいない。

 

自分がせっかく胸を躍らせて入った会社なのに現実は全く違う。

想像と違った社内の風土。

怒る先輩、キレる上司。

できない仕事、できない自分。

 

そうなった時に、フォローできる人間がいないとなると若者が出す答えは1つしかありません。

 

そう、離職です。

もう、やーめた。

やってらんない。

 

そんなことを呟いて、若い内は就職先がいくらでもあるので転職します。

会社で働いている他の疲れ切った先輩社員を見て、

『俺のやりたいことは、ここじゃできない』

と、悟って身を引いてしまいます。

 

その原因は、ロールモデルとなる人材がその環境にいなかったから。

若者はネット社会のせいもあり、様々な情報に触れてしまうので、

表っ面だけいい、

『第二新卒』

『転職で人生が変わる』

『君はそこで働いて幸せ?』

などと言った謳い文句に潜在的にいつでも逃げる準備ができています。

 

ですから、

・最近の若いもんは根性がねぇ!

・これだから、ゆとり世代は・・・

・もっと自分で考えてから企画書持ってこいよ!

これらの言葉で、心の中で何かが壊れてすぐに飛んでいってしまうかも。

 

そんな若者は誰よりも人との争いを避けて、

『安定した人間関係』を求めて彷徨います。

 

自分の居心地のいい居場所を求めて。

それが若者の安定していると考える生き方だから。

 

まとめ

僕を始めとした同年代は、ITの発達や世界の様々な技術が進歩しつつある時に生まれました。

当然ながら、昔以上に『楽』ができる時代となりました。

スマホの普及によって、いつでもどこでも必要な情報が得れる。

SNSの発達によって、寂しさを感じにくい。

24時間やっている飲食店。

いつでも喉を潤せる自動販売機。

誰でも入れる大学、誰でも入れる会社が多く存在する社会。

どこでも行ける電車やバス、飛行機。

 

いつしか、何かを望まなくとも気付いたら僕たちの周りには沢山の選択肢がありました。

多すぎるくらいに。

 

そんな時代の中で、無理して親や昔の風習を気にした生き方は沿わないと感じるようになりました。

これからはAIの発達が叫ばれる中、人間ができる仕事や役割はどんどん減って行くと思います。

そう考えた時に、大事なのは『自分という人間で生きていく力』ということ。

もちろん、組織に属すことは大切です。

もっと大切なのは、

自分という人間がどこに行ってもやっていけるサバイバルスキルです。

 

それこそが『本当の安定』だと僕は思います。

 

では、また明日。

 

 

This is your life.

And my life.

  

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