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サラリーマンは火事場の馬鹿力により、仕事ができるようになる

僕の尊敬する先輩の1人に、ストイックな人がいた。

 

平日は仕事を9−17時で膨大な業務を残業せずに終わらせ、就業後にグロービス経営大学院で週3回2コマの授業をこなし、帰宅後に深夜3時頃まで大学の課題や会社の資料作成をこなす人だった。

 

おそらく、ほぼ寝ずに会社にきていた。

 

彼は土日も読書や仕事で必要なスキルを習得に励みながらも、家族との時間を大切にする、ストイックの典型例であった。

 

無論、仕事は尋常じゃないほどできた。

常人には信じられない、圧倒的なスピードで仕事を捌いていく様子は、見ていて気持ちがいいものだった。

 

本人曰く、「毎日辛いけど、これが一生続く訳じゃないし。俺より辛い人はたくさんいるよ」と語った。

 

彼を見て、”ストイックな人ほど仕事ができる”と僕の脳には刷り込まれた。

 

では、なぜストイックな人ほど仕事ができるのか。

 

 

仕事は筋トレと同じである

筋トレでストイックな人ほど、素晴らしい筋肉美を持つ。

仕事もストイックな人ほど、素晴らしい処理能力を持つ。

 

共通しているのは、「無駄は徹底的に省かなければ」いう意識が、一つひとつの動作を最適化させることに集中していることだ。。

 

また、仕事も筋肉と同じく、半ば強制的に鍛え上げないと育たない。

 

ベンチプレスでは、自分の持ち上げることが可能な重量より少し重くトレーニングしないと、持ち上げる重量は大きくならない。

 

仕事では、自分ができるレベルよりも難しい仕事を与えられて取り組むことで、成長する。

 

火事場の馬鹿力に近いことなのだろう。

ーー火事場の馬鹿力ーー

火事のときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから、切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえ

コトバンクより

 

ではなぜ、仕事で辛い時、苦しい時、死にかけた時に成長するのか?

ドラゴンボールのサイヤ人と同じように。 

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漫画「ドラゴンボール」より

 

ミニ修羅場を乗り越え仕事ができるようになる

同じ仕事を3年も続けていると、1、2回くらいは成長せざるをえないトラブルがくる。

火事場がやってくるのだ。


仕事は石の上にも3年と僕は考えている。

自分のこれまでを振り返ってみると、しんどい場面が何年かごとには必ず巡ってきた。

 

それを僕は「ミニ修羅場」と呼んでいる。

ミニ修羅場における自分の失敗、あるいはそれを辛うじて乗り越えたり、息も絶えそうな時に、火事場の馬鹿力が発動する。


自分が矢面に立ち、自分の頭でモノを考え、自分が決断する、という経験をせざるえなくなる。

 

先輩や上司抜きにコトをやり通せれば、それが小さな自信となって次に同じような場面があれば、一人で対処できるようになる。

 

即ち、仕事ができるようになる。


自分自身で乗り越えたミニ修羅場の喜びは格別であって、その快感を一度知ってしまうとなかなか手放せない。

 

特にストイックな人ほど、この快感は強い。

ストイックな人は責任感が強く、自分に厳しい。

 

よって、ミニ修羅場が舞い込む回数は常人よりも多く、それを幾度と乗り越えは快感を味わうからだ。

 

失敗に鍛えられる

では、先ほど話したミニ修羅場で、失敗していたらどうか。

失敗したら二度と立ち上がられないか、成長することができずに仕事ができるようにならないのか、そうではない。


失敗は次のチャレンジへとつながるのだ。

それはなぜだろうか。


実体験の失敗は、それまで想像していた失敗の怖さをひとつの現実に換えてくれるのだ。

 

想像上の仕事の失敗は、悪影響を想像して不安感となるのに対し、現実に起こしてしまった失敗は、困ったことではあるが、目に見える、限りある事実となる。

 

先輩や上司の反応も、自分の評価への影響も、起こってしまう。
それ以上でもなく、それ以下でもない。


現実に対して、私たちは開き直ることができる。

「起きてしまったのだから仕方がない」と。

 

特にストイックな人ほど、このことについて迅速に開き直る。


起こったことは起こったこと、それを無に戻すことはできない。

そうなると、今からどうするかを考えるしかないのだ。

 

単純な話、悩みの数の問題だ。

失敗する前、人は「失敗しないように」と「失敗したらどうしよう」の2つの悩みを同時に考えがちだ。


失敗を心配し、自ら作り出した不安感に苛まれてしまう。


ところが、現実の失敗は、「失敗した。さぁ、どうするか」の1つに思考を集中させる。

問題を解決することに集中できるのだ。

つまり、2つより1つの悩みの方が楽なのだ。

 

次に、現実に起こった失敗と想像していた失敗の間に大抵ギャップがある。


失敗しても所詮こんなものか、というレベル感は、このくらいなら耐えられるという自信を生む。


たとえば、起業家と言われる人たちの中に、これまでいくつもの事業に挑戦し、何社も倒産させている、サラリーマンから見ると信じられないぐらいの七転び八起きの物語を背負った歴戦の勇者がいる。


彼らの本を読んだり話を聞くと、最初の大失敗から得た耐性が次のチャレンジを加速させるようなところがある。


場数が腹を据わらせ肝っ玉を慣れさせる。

ようするに、慣れである。

 

すでに解決したミニ修羅場は、もはやミニ修羅場にならないから火事場の馬鹿力は発動しない。

新たな挑戦しがいのある火事場こそが、新たな境地を切り拓いてくれる。

 

その場数の数に比例し、仕事の能力もあがる。

 

サラリーマンにとって、この火事場の馬鹿力は、仕事の問題を上手く解決しようが失敗しようが、仕事ができるための養分になるということだ。 

 

そして、ストイックな人ほど火事場とたくさん対峙することで、自ずと仕事の能力が向上していくのである。

 

だから、サラリーマンは火事場の馬鹿力により、仕事ができるようになるのだ。

 

以上。

今日はこんなところで。 

 

−書き手−

キャリアコンサルタントのHARUKICHI.(@harukichi_macho) 

  

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