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漫画「ONE OUTS」はサラリーマンの道徳の教科書だった

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野球と仕事


 漫画「ONE OUTS(ワンナウツ)」をご存知でしょうか。

 

野球漫画ですが、野球版「アカギ」とも言われるギャンブル要素が織り交ぜられている、そんな心理戦がメインの野球漫画です。

 

私も中学まで野球をやっていたので、スポコン漫画の「メジャー」「巨人の星」「ドカベン」などは読みました。

 

これらの野球漫画は、野球というスポーツを通し、明確な目標に向かって努力することの大切さや仲間の友情を育み、成長を描いていくのが定番です。

 

成長を描く手段として、甲子園や強豪校とのバトル、時速160km/hの速球に多彩な変化球を用いる訳です。

 

が、ワンナウツは、違うのです。

勝負に勝つため、相手の都合の悪いところを手段を選ばずに見つけては攻める、敵と主人公のイカサマ合戦や知恵の絞りあいを展開するストーリーに魅かれるのです。

 

特に主人公の渡久地東亜の言葉には、勝負の世界の厳しさを的確についており、社会人の私の胸にもグサグサと刺さるのです。

 

仕事でも、渡久地東亜のように現実と向き合い、戦わねばならない瞬間がたくさんあると私は想います。 

 

仕事で役立つ要素てんこ盛りの、ワンナウツという漫画の名シーンを今日は紹介します。

 

 

仕事で起きてしまったトラブルをどう考えるか

主人公の渡久地東亜は、こう語ります。

 ONE OUTS(ワンナウツ)より

 

このシーンの背景は、対戦するチームがイカサマをしており、敵を平気で負傷させたりサインを盗んでいることに文句を言い出すチームメイトに対する言葉。

 

文句ばかりのチームメイトに対し、渡久地は「なぜお前たちは、どうやったら敵のイカサマを逆手に取れるかと考えられないのか?」と厳しい指摘をします。

 

私のようなサラリーマンにとって、不正は絶対やってはいけないことです。

ですが、仕事でトラブルを発生させてしまうことはあります。

 

例えば、取引先に備品のトイレットペーパーの発注書を送った際、桁を間違えて10個のところ100個で誤発注したとします。

 

先方は「あなたが送ってきた発注書通りに納品しただけです」という塩対応。

上司からは「不要な90個を返品してこい!」と怒られる有様です。

 

こんなとき、あなたならどうしますか?

 

ワンナウツのチームメンバーのように「先方は間違っていないし、上司の言ってることも分かるし、最悪だぁ〜」と考えを辞めてしまいますか?

 

それとも渡久地のように「どうやったら解決できるか考えよう。先方にもう一度謝罪して、返品できないのか。それか、かならず残りの90個を買いとるから、9回に分けて支払わせてもらおう」と考えを進めますか?

 

私も社会人になり8年経ちますが、後者のように建設的に物事を考えられる人の方が、仕事で成果を出している人が多いと感じます。

 

「仕事で起きてしまったトラブルを事実として受け止め、どうしたら解決できるのか前向きに捉える方が重要」 

 

イカサマであれ仕事のトラブルであれ、既に起きてしまった事実を渡久地のように前向きに捉えることは、サラリーマンにとって必要なことでしょう。

 

どんな仕事も無理かどうかはやってみるまで分からない

渡久地東亜と同じリカオンズのチームメイトである吉田は、オーナーの指示で渡久地に失点させるように命令を受けていました。

 

元々は投手志望でプロ入りするも、成績が振るわず、ここ数年は野手へ転向した吉田です。

 

吉田はオーナーから、戦力外通告を受けずに野手として契約してもらっている以上、言うことを聞くしかありませんでした。

 

吉田の失策のせいもあり、数十点差をつけられたリカオンズは、逆転の可能性が低いこの状況下で渡久地は吉田にこう言います。

渡久地「(勝つ)可能性が低いとは、つまり、ゼロじゃない。」

 

そして、渡久地が数十点差のある試合をひっくり返す様子を目の当たりにし、それを機に改めて這い上がる決意をしました。

 

仕事に置き換えると、やったことがなくて不安の仕事やプロジェクトで、周りから無謀だ、無理だと言われても、それでも可能性がゼロではない限り、やってみないと分からないと私は思うのです。

 

前職では化粧品の技術開発をやっていたのですが、新技術やイノベーションを起こすためには、どんなことも実験してみないと分からなかったのです。

 

そんな経験もあり、自分の中に少しでも可能性があって挑戦したいと思うことは、やってみないと分からないですし、やる価値があると思います。

 

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漫画「ワンナウツ」より

なぜなら可能性が低いとは、つまり、ゼロじゃないからです。

どんな仕事もやってみるまで分からないし、だからこそやる価値があるのではないでしょうか。

 

「責任を取る」とは、必要な対価を差し出すということ

雨天によるコールドゲームを成立させるか、投手達が大量の失点をくらってシーズン防御率を棒に振るかを敵チームの監督に詰め寄るシーンがあります。

 

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漫画「ワンナウツ」より

 「責任の取り方」について渡久地は語ります。

渡久地「責任を取るってのはなあー、痛い思いをするってことだ。

迷惑をかけた人間が被った以上の痛みを自分も負うってことだよ。

銀の食器を壊したヤツは金の食器を買って返すのさ。

悪臭をまきちらす工場の社長は、その工場の煙突のすぐ横に屋敷を構えるのさ。

それが責任をとるってことだ」

  ONE OUTS(ワンナウツ)より

 渡久地が語る内容は、 仕事をやる上でも通ずるところがあります。

仕事で失敗して人に迷惑をかけてしまったならば、責任を取るために自分が差し出せる「時間・誠意・モノやお金」を相手が納得する対価として支払うのです。

 

時には対価を支払わずに許してくれる優しい人もいますが、そうは問屋は卸しません。

言葉で「責任を取って謝ります。すみませんでした」と言われたところで、現実は物事が解決しないことばかりです。

 

渡久地は、そういった口から出た言葉だけの「責任を取ります」という行為について、こう語ります。

渡久地「なのにだ、この世でエライといわれているヤツに限って痛い目を見たがらない。

ちょっと下手(したて)に出て軽く頭を下げて謝って、それでことは済むと思っている」

  ONE OUTS(ワンナウツ)より

 仕事をやる上で「責任の取り方」として、謝ることは必要です。

それ以上に「どのように責任を取るか」という視点を忘れず、具体的に「相手が納得するそれ相応の痛みを背負う」ことが重要なのでしょう。

 

失敗はしたくないものです。

ですが、仕事は失敗すること以外、本当の意味で成長をしないという気もするので、仕事の奥深さやキャリア形成は絶対的な正解がないことを痛感させられます。  

 

さて、漫画「ONE OUTS」は、サラリーマンの道徳の教科書のように名言が散りばめられている最高の漫画でした。

 

ぜひ、興味があればお試しください。

 

今日はこんなところで。 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

追伸: 久々にブログを更新しましたが、この度、8年勤めた大手化粧品会社を退職し、キャリアコンサルタントとして埼玉大宮の人材開発企業に転職を致しました。

 

今後、みなさまのお役に立てるように情報発信をしていきますので、何卒よろしくお願い致します。

   

−書き手−

キャリアコンサルタントの春木(@harukichi_macho) 

 

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