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行動できない人は、5-second ruleを実践すると、すぐ行動できる人になる

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5-second rule


「行動できない。行動力がない…」

そんな悩みを抱えていた。

 

社会人として7年経つ。

自分なりに試行錯誤した結果、

「5-second rule」が僕を行動できる人に変えた。

 

正直、打ち合わせや会議で何も発言しないような、お世辞にもデキる社会人とはいえない僕だった。

 

情けないことに、「頑張っても頑張らなくても、人生いいことなんて何もない。なら、頑張らない方が多少マシ」。とすら思った人間だ。

過去に戻り、自分の頬にビンタしたい。

 

だが、「5-second rule」を実践するようになり、無意識に行動できるようになった。自然に周りから「頑張っているね」と言われた。

 

なぜ、すぐ行動できる人になれたのか?

 

  

5-second ruleとは?

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やる気を出す方法:5秒ルール(朝の早起きにも使えますよ) - めんおうブログより引用

 

5-second rule 」とは、アメリカで2017年4月に発売された本である。

メル・ロビンス(著)さんが書いた本であり、提唱されている考えが「5-second rule 」なのだ。

 

ロビンスさんは、アメリカのテレビ局の司会者やコーチングとして活躍されている方である。

 

直訳すると、5秒ルールという意味だが、日本で落ちた食べ物は3秒以内なら汚染されずに食べられる3秒ルールとは異なる。

 

「5-second rule」は何かというと、

「何か行動をしたいなら、5秒以内にすぐ実行しなさい」という教えだ。

 

明日の朝6時に起きたいと思うとする。

では、「5-second rule」を使って具体的なアクションは何か。

 

それは、朝目覚ましが鳴ったら、5・4・3・2・1で起きる。

5秒以内に必ず起きるのだ。

 

何か行動をするなら、5秒以内に何でもやるということ。

やるかやらないか悩む前に、やる。とにかくやる。

 

「つべこべ言わずにやれ!」というブラック企業の研修かと疑ってしまう話だが、これには深い理由がある。

 

なぜ5秒以内に行動する必要があるのか?

 

5秒悩むと、人はなかなか行動できない

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https://the-lead-biz.com/change_to_yourself/より引用

 

人は何かやりたいと思ったとき、5秒以上悩むと行動ができない。

 

この背景には、人間はそもそも生命危機を感じたら生き延びるようにシステム化されているから。

 

基本的には生命に危険が及ばない行動を勝手に取るのだ。(これをホメオスタシスという)

詳しくはこの記事に書いた。

 

その結果、人は現状維持を脳が望んでおり、日常の40%はオートメーションで習慣化された行動をする。

 

さらに、脳は潜在意識で悩みをはじめとした心配ごとで常に満たされている。

これを心理学では、イラショナル・ビリーフという。

 

人間は非合理的な考えを元に物事を考え、意思決定する傾向にある。

詳しくはこの記事に書いてある。

 

「人には感謝すべきだ」

「電車では高齢者に席を譲るべきだ」

「結婚しないと幸せになれない」といった、非合理的な考えを無意識に人は持っている。

 

何か行動しようとすると、やりたいと一瞬思っても、潜在意識がもの凄い勢いで行動を抑制する。

 

特に未経験の物事は、脳が嫌がりストップしようとする。

「経験したことがない=生命の危機」と捉え、行動を抑制するのだ。

そしてやる気が下がり、行動できない。

 

5秒悩むと、脳は行動しない理由をどんどん考え、行動できなくなるのだ。

 

5秒以内で行動できればその後が楽になる

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行動デキる人

 

5秒悩むと、人はやらない理由を考えると話した。

人の行動は最初の初動に多くのエネルギーを使う。

 

これは身近な物事にも通ずる。

例えばガスコンロは、最初に火をつける時が最もエネルギーが必要である。

運動不足を解消したいランニングにしたって、玄関で靴を履き、ランニングウェアを着て走り出すまでに一番エネルギーが必要だ。

 

行動をする瞬間までに、人は悩んで行動しなくなる。

 

5秒以内であれば、一番エネルギーを必要としている時に、自分のやる気はフルパワーで行動ができる。(初動が早くなる)

 

その結果、辛い行動が楽々クリアになるということだ。

5秒以内に意思決定をする。

 

それを体現する小学生がいる。

彼はなんと、0.93秒で行動するというのだ。実に恐ろしい…。

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ドラえもんより引用


話を戻すと、理由を考えないことで、悩んで行動できないことを解決できる。

人より多くの行動を自らの意志で、決められるようになる。

 

さらに、行動回数を増やすことで、人生の質をあげることに繋がると、ロビンスさんは語る。

 

5秒以内であれば、脳はやらない理由を考えない

脳が悩みだす前に、初動を起こせれば行動できる確率が劇的に高まるのだ。 

 

だから、行動できない人は5-second ruleを実践すると、すぐに行動できる人になる。

 

まとめ 

今日のまとめ

・「5-second rule」とは、「何か行動をしたいなら、5秒以内にすぐ実行しなさい」という教え

・人は5秒悩むと、脳は行動しない理由をどんどん考え、行動できなくなる

・人の行動は最初の初動に多くのエネルギーを使う

・5秒以内であれば脳はやらない理由を考えないので、脳が悩みだす前に行動を起こす

 

 行動する瞬間にエネルギーが必要なら、行動してから悩めばいいと僕は思います。

行動を起こせば大抵の悩みは消えることが多いのも、「5 second rule」を実践する大きなメリットだと感じています。 

  

ですから、行動できない人は5-second ruleを実践すると、すぐに行動できる人になると信じていますし、そうなりたい人を僕はサポートします。

 

以上。

今日はこんなところで。 

 

−書き手−

キャリアコンサルタントのはるきち(@harukichi_macho) 

 

↓TEDでスピーチしたメル・ロビンスさん


How to stop screwing yourself over | Mel Robbins | TEDxSF

 

↓今回紹介した書籍 

和訳版 

 

洋書

The 5 Second Rule: Transform your Life, Work, and Confidence with Everyday Courage

The 5 Second Rule: Transform your Life, Work, and Confidence with Everyday Courage

 

 

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