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Reverse career

後悔するか悩む時に行動すべき理由は、仮説検証しないと分からないから

「後悔するか悩んで、行動すべきか分からない…」

 

恋愛、仕事、 人生において、後悔するか悩み、行動すべきか悩む時がある。

悩みの原因は、誤った選択をしたことで失敗したり、費やした時間やお金が無駄になるかもしれない恐怖があるから。

 

「とりあえず悩んでないで行動しろ!」と、発破をかける人もいる。

行動してみないと、後悔するかどうかなんて分からないだろ!という考えだろう。

 

これには、概ね賛同できる。

だが、後悔するか分からないから悩んでいるのに行動なんて安易にできない。

 

ゾロじゃあるまいし。

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漫画「ワンピース」より

みんなゾロにはなれないが、”後悔”を恐れずに行動できるようになりたい。

では、どうすれば”後悔”を恐れずに行動できるのか。 

 

 

後悔を恐れるのは情報不足

なぜ人は後悔を恐れて行動できないのか?

それは情報が不足しているからだ。

 

例えば、自宅から会社や学校まで、一人で行くことは怖いだろうか?

怖くないはずだ。

 

後悔するか悩むだろうか?

悩まないはずだ。

 

それは、失敗しないと分かっているからである。

人は後悔するか悩む時、情報が不足して不安になる。

 

僕は2010年にガラケーを愛用していたが、新しくiPhone4が発売した時に買おうか悩んだ。

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iPhone4


「うーん。欲しいけど、別にガラケーでも困らないしなぁ…」と。

 

悩みの原因は、買うに値するかどうか、情報が不足していたのだ。

だから、友達や有名人がiPhone4を購入したレビューを、くまなく閲覧した。

 

「やっぱりiPhone4は買うべきだ。スマホの波がくる。時代の波に乗ろう!」と決断できた。

この決断に後悔はなかった。

 

人は、何かを意思決定するのに情報が不足してしまうと、後悔するか悩んで行動できなくなる。

行動できない人は、情報を集めさえすれば、後悔するか悩まずに行動できる人になるだろう。

 

情報を集めるのが苦手な人は、どうすればよいかこの記事に書いた。

 

後悔するかどうかは、結局やらなきゃ分からない

後悔しないに、こしたことはない。

だが人は後悔する。

 

後悔は悪いことなのか?

悪いことではない。

 

なぜなら、後悔するかどうかなんて、結局やらなきゃ分からないのだ。

僕の仕事柄、「仮説検証」という考え方がある。

 

仮説とは、仕事で発生した問題や今後の課題に問を立て、それを解決するための仮の答えである。

検証とは、立てた仮説が間違っていないか、確かめることだ。

 

たとえば、自社の売上が前月比20%ダウンしたという問題があり、この原因を究明する必要がある。

 

なぜ20%ダウンしたのか、情報を集めて原因を分析した結果、競合他社が類似商品を新発売したことによる影響だと仮の答えを立てる。(仮説)

 

立てた仮の答え(仮説)があっているか市場調査を行い、競合他社の新商品が売れ行き好調という事実を掴んだ。(検証)

 

この結果から、前月比20%ダウンの原因は競合他社の新商品発売によるものだと分かった。

 

この考え方は、仕事以外の意思決定にも通ずる。

自分が「なぜそう思うのか?(仮説)」に対して、何も行動を起こさなければ、間違っていたのか正しかったのか分からない(検証できない)。

 

後悔するか悩んでいる間は、いくら悩んでも解決に至らない。

悩んだ末に出す結論も大事かもしれないが、仮説検証した方が早く結論を出せる。

 

限られた人生の中で、後悔するか悩むよりも、行動して仮説検証しよう。

 

ゴルゴでさえ、そうなのだから。

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漫画「ゴルゴ」より

 

後悔とは、仮説検証の結果を解釈して生まれるただの感情

仮説検証することで、行動した結果がわかる。

本来、人は行動した結果という事実に対して、悩んだり後悔すべきなのだろう。

行動するか悩むのはお門違いかもしれない。 

 

だが、後悔とは何なのだろうか。

してしまった事について、後から悔やむことか?

 

後悔とは、仮説検証の結果を自分に都合よく解釈して生まれた、ただの感情だ。

 

仮説検証の結果を、失敗だと思って落ち込んだり、思ったのと違う結果に戸惑ったり、様々な解釈が生まれる。

 

だが、あくまでそれは自分の主観的な解釈に過ぎない。

客観的に考えると、失敗は次の仮説を立てるのに必要なデータだ。

 

むしろ、次の検証に向けて、失敗原因を1つ知ることができたのだ。

成功に向かうための材料である。

後悔など必要ないのだ。

 

そして仮説検証した失敗の数だけ、人は成長する。

失敗でしか人は成長しないのだ。

 

7回転んでも8回起き上がればいい。

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漫画「NANA」より

だから、後悔するか悩んでないで、たくさんの仮説検証を繰り返すべきだろう。

後悔とは、仮説検証の結果を自分に都合よく解釈して生まれた、ただの感情なのだから。

  

まとめ

今日のまとめ

・人は後悔するか悩む時、情報が不足して不安になる

・後悔するかどうかなんて、結局やらなきゃ分からない

・悩んだ末に出す結論も大事かもしれないが、仮説検証した方が早く結論を出せる

・後悔とは、仮説検証の結果を自分に都合よく解釈して生まれた、ただの感情

・後悔するか悩んでないで、たくさんの仮説検証を繰り返して失敗しよう

 

後悔するか悩んだ時、その仮説は検証しない限り、誰にも答えは分からない。

僕の好きな小説にこんな一節がある。

僕は幸せな人間になりたいです。

幸せな人間とは、後悔のない人生を生きている人だと思います。

小説「僕の生きる道」より

 

後悔のない人生とは、どれだけ自分で決断して行動した度合いだと思う。

この仮説を検証するためにも、僕はたくさん決断して行動し続けたい。

 

なぜなら、後悔するか悩む時に行動すべき理由は、仮説検証しないと分からないから。

 

以上。

今日はこんなところで。 

 

−書き手−

キャリアコンサルタントのHARUKICHI.(@harukichi_macho) 

 

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